海抜0・0合目からの富士山
往復
~ 9/4(水) わらじ館 標高3050m~剣ヶ峰 標高3776m~二合八勺(次郎坊)~須山口下山道~水ヶ塚公園 標高1500m(徒歩)
タイム | 10:34(休憩3:45) |
距離 | 14.4km |
のぼり | 803m |
くだり | 2443m |
1:31 いらない荷物を山小屋に置かせてもらい 静かに山小屋を出ました。 夜景が見えて 今日の天気に期待が膨らみます。 |
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そこからゆっくりゆっくり進みました。 決して早くはないけれど、あゆみは止めない。 気が付くと前を歩いていたパーティをすべて追い越していました。 富士山山頂到着 動画へリンク |
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3:24 剣ヶ峰に到着しました。 山頂には 私たちと一緒に登ってきた若いカップルのみ すご~い ついにここまで来たね。 |
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4:03 誰もいないので、端っこで 相棒がジェットバーナーで コーヒーを作ってくれました。 |
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4:10 山小屋でもらった朝ごはんと温かいコーヒー 幸せです。 コーヒーミルをプレゼントしてくれた息子に 心の中でお礼を言いました。 |
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4:39 少しずつ明るくなってきて 人も増えてきました。 富士山剣ヶ峰 動画へリンク |
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4:47 次々と上がってくる人たちの明かりが見えます。 |
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4:59 外が明るくなってきました |
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5:21 日の出の時間なのですが、雲が下にあって見えません。 | |
5:37 上がってきた団体が今日は時間がかかりそうだと 御来光をあきらめて、写真だけ撮って下りていきます。 先に登っている人たちに 記念写真を撮るからどいてください。 というガイドの人もいました。 立ち入り禁止の看板もないのに・・ 早起きして自分の力で登って 寒さをこらえて御来光を待っているのに 違和感を感じるのは私だけかな。 |
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5:40 | |
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富士山御来光 動画へリンク |
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5:43 2時間20分待って御来光を見ることができました。 ありがとう。 いつも支えてくれる相棒に 家族に 見えないけれど守ってくれる力に 手を合わせます。 |
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気が付けば剣ヶ峰の道標の前は団体さんの列でぎっしり どこでもいいいよね。 ここに来れたことに感謝してパチリ。 |
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そして、お鉢巡りへ。 実は大学時代に来た時、私は剣ヶ峰に登っていなかったので 初めての剣ヶ峰 初めてのお鉢巡り 青空が広がる富士火口を歩く幸せ。 |
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6:01 条件がそろわないとみられないという影富士を見ることができました!! |
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富士山雲海 動画へリンク |
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雲海もばっちり見ることができました。 | |
6:21 吉田ルートと合流 大学時代はここから上がってきたね。 |
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お気に入りのペルーの帽子でパチリ | |
7:07 神社にお参りしたら下山を開始 行きは全く景色が見えなかったので こうなってたのかぁ |
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すごい勾配で えらいはずだなぁ。 見えなくてよかったかも・・ |
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8:13 わらじ館に帰ってきました。 パンを食べてエネルギーを注入 8:34 “いつまでも冒険する気持ちを忘れないで” そう言って見送ってくれるわらじ館の方に手を振って出発 さぁ、ここから長いぞ~ |
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日の出館 この間の台風の影響もあるのでしょうか。 だいぶん崩れていました。 |
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行きは足がとられて苦しんだ道 帰りはスノーシュー感覚で、 どこまでも続く大砂走りを下りていきました。 |
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足ががくがくになってきたころ、下界が見えてきました。 御殿場ルートを登ってくる人たちとすれちがいます。 長くてきついけれど歩いていればきっと着く。 そして、それに報いてあまりある感動が待っている。 “山と取っ組み合ったひとでなければ 山の美しさはわからない 努力なしでは、山の美しさはわからない 山の美しさは、努力に対する報酬である。 山は数多くの美をもっており 彼と戦う者に惜しみなく与える 人々が山を愛し 2度、3度と山を訪れるのはそのためである。 山は頂に立つ人に贈り物を選んで準備している。” サー・フランシス・ヤングブルッドの詩を思い出しました。 |
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二合八勺、次郎坊から御殿場ルートと離れ 須山口下山道に入りました。 最初は特に道標がなく不安でしたが、 コンパスで方向を確認しながら進みました。 |
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調べてびっくり イタドリ なのだそうです |
富士山周辺に多く生息しているところから フジアザミ と名づけられています |
砂漠のような土の中に可憐に咲く花たち。 美しさは生命力の強さ。 |
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四辻 御殿場ルートと須山口登山歩道への分岐です。 |
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ここから緑が増えてきました。 日差しもきつくなって そろそろ疲れが… ロープが導いてくれました。 |
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ここが幕岩かなぁ。と話しましたが、 違っていました。 |
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幕岩はこの標識から下に降りないといけない。 疲れ切った私たちには その体力と気力が残っていなかったので そのまま下山道を進みましたが、 先で下山道とつながっていることを 御胎内まで行って知りました。。 |
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正午近くなってきて 外はかんかん照り。 森がいつも守ってくれています。 |
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須山御胎内 洞窟がありその形状が人間に身体似ているのでそう呼ばれているそうです。 残念ながら洞穴は分からなかったけれど、とても素敵なところで 疲れ切った私たちは、もうここでいいかぁ。 なんて思ってしましました。 幕岩に下りてもここに出てくるようです。 |
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あと20分で最後の分岐南山林道分岐 最後の力を振り絞って 足を前に進めます。 |
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南山林道分岐 | |
最後の20分 早く着きたい。 でも、終わるのがもったいない。 矛盾する心。 |
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12:02 須山口登山歩道入口から水ヶ塚公園着。 山頂で2時間以上ステイしていたとはいえ 1:30に歩きだして10時間半 さすがに疲れ切りました。 でも、達成感は半端ない。 ありがとう。 あなたがいるからがんばれる。 あなたがいるから夢をかなえることができる。 |