花尾山

669m

山口県長門市・美祢市
2021.9.12


9月に入り、気候も過ごしやすくなってきました。
土曜日は海に出て、ハマチやヤズを4本釣りあげました。
海の次はお山です。
山口県は「デルタ株防止対策期間」の延長で県を越えての移動は自粛です。
山口県のお山の情報は相棒が一番!
前回登った桂木山が望める花尾山に決定です。
「2時間半だよ。」
って言われて
「みじかい山だなぁ。」
って思っていたら、登りが2時間半でした。
朝8時に自宅を出発して、
長門市の市ノ尾という集落を目指します。
この集落の集会所が登山用の駐車場になっており、
集会所のトイレも解放されていました。
地元にも愛されている山なんだなあと感じます。
10:15
出発しました。
市ノ尾コース(たたらコース)と本谷コースの分岐まで
しっかりとした舗装路でしたが、
横を流れる清流は小さな滝が連続して
目を楽しませてくれます。
本当に水がきれいです。
10:55
分岐からたたらコースを選び、右回りで登っていきます。
歩き始めから40分
林道の突き当り
登山道の始まりです。
苔むした木の橋を渡り
登山道を歩きはじめます。
歩き始めからすぐ
小さな滝が連続します。
苔むした景色が好きです。
滝の上にしめ縄が渡され、
結界が張られていました。
ここから上は、
神の領域なのでしょうか。
由来はよくわかりませんが
「おとずれ杉」です。
樹齢はよくわかりませんが
大きな杉です。
10年前に相棒は息子ときたことがあり、
その時の写真も見せてくれました。
11:50

稜線に出たら
大畑小学校の児童会が立てた標識がありました。
ここから山頂まで300m
だいたい600歩の距離です。
立派な桂木がありました。
秋吉台が望めます。
山頂から展望がなかったら残念なので
遠目のカルスト台地を撮りました。
山頂まであと50m
山頂までの斜面には
白いロープが張られていました。

標高669m
12:00 山頂に到着しました。
ほどなく家族もやってきて
大賑わいの山頂になりました。

山頂には祠が2つありました。

「花尾山権現社」とある建物の遺構で、
鎌倉期の創建であることが刻まれています。
すごい歴史ですね。

眼下に日本海が広がっていました。
青海島と相島が見て取れました。
360度で稜線が広がっています。
華山も鳳翩山も一位ケ岳も桂木山も
しっかり確認できました。
これが
前回登った桂木山です。
12:30
さあ下りましょう。

稜線を東に進むと
本谷コースへの分岐が現れました。
この岩は座禅岩だそうです。
この本谷コースは
緑が本当にきれいでした。
苔むした岩が独特な世界観を生みだしています。
なめら滝
一枚岩を流れていく滝です。
ここにも「桂の木」がありました。
とっても大きい木でした。
桂の木の緑がきれいです。
マイナスイオンのシャワーが気持ちよくて
ザックを下ろして休憩です。
ずいぶん下りてきました。
空気が変わって
下山が近いことを知らせてくれます。
綿帽子がふわふわ飛んでいました。
夏が終わって秋が始まっていることを知らせてくれます。

14:25
無事下山しました。
登りは少し低血糖気味だったのですが、
今日の下りはしっかり右足も踏ん張ることができて軽快な下りでした。
体を作ることが本当に大切なのだなぁと感じました。

4時間10分
いやぁ
いい山でした。

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