はなおさん
美祢市・長門市
669.1m
H22.3.3
カシミール3Dで作成
三連休の最終日。今日もお兄ちゃんと山登り。
天気は曇り。何とかもってほしいなと思いながら、美祢インターでおり、316号線を北上、大ヶ峠トンネルを越えて、瀬戸交差点で“花尾山登山口”の看板を見て右折。JR美祢線の高架をくぐって右折。
大畑小学校前を過ぎて東に進み、市の尾バス停で右折し、橋を渡るとT字路になっているので右折し,,下渡橋をわたると、右手に市の尾構造改善センタ−があります。
「花尾山に登られるんですか?」と声をかけてくださった地元の方にお聞きすると、ここに駐車してもいいと言っていただいたので、車を停めて登山開始!
市の尾バス停 | 市の尾構造改善センター |
下渡橋を渡って、目の前の三叉路は右道に入ります。 梅の花びらが風に舞い、道路を白く彩っていました。 「次は桜だね。」 季節の移り変わりを感じます。 |
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今日のナビゲーターはお兄ちゃんにお願いし、私はカメラとガーミン担当。 目の前に見える白い橋が分岐の橋のようです。 コンパスと地図で方向を確認し、橋を渡って、次のT字路を左折、山沿いの舗装路を上がっていきます。 |
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「のどかな田園風景を見ているとなんだかホッとする。」「向こう側に見えるかかしがかわいいね。」などと話していると、舗装路は終わり、山に入っていきました。 | |
いよいよ山道へ。コンパスで方向を確認し進みます。 |
左手に川を見ながら、谷沿いの道を進むと、中電巡視路の標のところで、ふと立ち止まります。 左側には橋、見荻手にも踏み跡がある。コンパスの方向と、周りの地形、いろんな情報を整理して、お兄ちゃんは直進を選択。少し先にテープがありました。 |
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イバラの道に彩りを添えるツバキが可憐で、心を和ませてくれます。 |
桂の木の標識を見て、沢に降りていくと、目の前にでっかい木が。樹齢200年といわれる桂の木です。どっしりと構えている王様のよう | |
ここから何度か沢を渡ったのですが、一昨日の雨のせいか結構水量も流れもあり、靴をぬらしたくないとコースを狙っていると、つるり・・・結構スリルがありました。 「子どもたちがディップするのに良さそうだね。」大学に入って、子どもたちのキャンプをお手伝いするサークルに入ったお兄ちゃん。滝壺を見てつぶやく言葉に、お山の仲間になりつつあるのだなと感じ、うれしくなりました。 |
2本目の桂の木
その根を水が絶え間なく流れていきます。
透明なその流れが、いつかこの木を押し流してしまうかもしれません。
2本目の桂の木を見て、右手に巻くように上がっていくと、尾根に向けての急登にロープが渡してあります。でも、尾根に上がるとすぐ、左にふってもう一つ向こう側の尾根にトラバース。ここでもテープはあっても、コンパスと地図で確認していました。 |
尾根をまわこんだ後に現れる滑滝。先ほどの小滝にもこの滑滝にもしめ縄が通っています。人々が大事にしている山なのですね。
このコースの中で何カ所かある炭焼き跡。昔の人はここまで生活の範囲内だったのですね。 | 苔生した岩がこの山の水の豊かさを表しています | ここからは少し広くなっています。花尾山の稜線が近いことを感じます。 |
稜線に上がると座禅岩 | 杉の植林地帯を歩く | 木々の合間に山頂が見えてきました |
花尾山山頂
山頂は360度の大パノラマが広がっていました。山頂の二つの石祠に2人で手を合わせ、山頂の展望を満喫しつつ、わたしんち恒例のカップヌードルでの昼食です。強風で冷えてきた体に、カップヌードルの温かさがしみます。
美祢桜山 | 鳳翩山 | 華山 |
桂木山 | 仙崎湾。先に見えるのは青海島高山か | たどってきた谷と稜線 |
「温かい春の頃にくるといいですよ。」と教えてくださった登山者方の言葉に、ほかほかとひなたぼっこをする山頂を思い浮かべながら、市の尾コースを降りるます。まさに転げ落ちそうな急坂でした。 | |
渋木分岐点。 ここが別府コースとの分岐になるらしい。 |
おとずれ杉 |
市の尾コースもおおむね谷を降りていきます。左手に沢を見ながら、そして大畑小学校の子どもたちの言葉に元気をもらいながら足取りも軽くなります。水の音と、木々の香りに包まれたマイナスイオンたっぷりの素敵な道でした。 | |
林道の終点に着きました。 ここに車を停めて登山される方も多いようです。 |
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今日の登山の余韻を楽しみながら、歩いていると1.8kmの林道はあっという間。 道の右手に、朝見たかかし達が出迎えてくれました。分岐の橋がもう目の前です。 |
「花尾山にいきんさったかね。」おばあさんに声をかけてもらい、「はい。いい山でしたよ。今度は家族みんなできます。」と答えるお兄ちゃん。同じ事を考えているのだな思わずうれしくなりました。
仕事を頑張っているお父ちゃん、試験を頑張っている妹に、この山でもらったパワーをわけてあげたいな。そんな思いで、滝あり、大木あり、マイナスイオンたっぷりの樹林ありの素晴らしい花尾山を後にしました。
タイムテーブル:
登り:本谷コース(2時間20分) | ||||||||||||||||
7分 | 12分 | 34分 | 30分 | 10分 | 8分 | 15分 | 25分 | |||||||||
市の尾構造 改造センター |
→ | 分岐の橋 | → | 舗装路の終わり | → | 桂の木 | → | 桂の木2 | → | 稜線への登り道 | → | 滑滝 | → | 座禅岩 | → | 山頂 |
下り:市の尾コース(1時間10分) | ||||||||||||||||
10分 | 10分 | 25分 | 25分 | |||||||||||||
山頂 | → | 渋木 分岐点 |
→ | おとずれ杉 | → | 林道 終点 |
→ | 市の尾構造 改造センター |