勝山三山

H31.4.2
山口県下関市


下関市民になって二日目。

1日目は手続きとマラソン。
そして、今日は5月のツールド山口の下見。
と思っていたのですが・・

いざ、自転車をだそうとしたら、なんとパンクしていました。
先週、櫛ヶ浜のマリーナまで往復46km走ったときに感じていた違和感。
的中してしまいました。
パンク修理材を使ってしばらく格闘してみましたが、叶わず。。。
今日は、マラソンというモードではないので、

そうなると、山。
実は、ずっと気になっている山がありました。
それは、内日から新下関に入るときに見える富士山に似た山。
インターネットで調べたら青山というのだそうです。
津和野の青野山に似ているな。

青山、勝山、四王司山を勝山三山と呼ぶのだそうです。
下関市民になったのだもの、
まずは、ご近所の山に登ってみよう!

相棒の自転車で40分。
登山口の勝山御殿跡を目指しました。
勝山御殿跡は、
幕末、長府毛利藩が攘夷の戦難を逃れるため
わずか七ヶ月で築城したと言われる藩館跡。
城内には大小60以上の部屋があり、
御殿にふさわしい様式をもっていたのですが、
1871年の廃藩置県により廃城となったそうです。
  
奥の広場に四王司山入口を見つけました。
山頂には、
四王司神社の祠に毘沙門天が祭られているというこの山。
鳥居に頭を下げてくぐって行かれていました。
竜王山もそうですが、
本当に登山道がきれいでよく整備されています。
下関の方々の山を愛する気持ちが伝わってきます。
山頂付近にもやはり鳥居がありました。
くぐって392m四王司山の山頂へ。
この山にだけは三角点がありました。
そして、四王司神社へ。
下関での生活の安穏をお願いしました。
神社から東側に行けば展望所があったらしいですが、
そのまま勝山への縦走路に向かいました。
途中の岩山からの展望もすばらしかったです。
下関での私のマラソンコース響灘がよく見えました。
そして、次の勝山が近くなってきました。
最後は結構急登でした。
この三山は、本当によく整備されていて、
ガイドロープのようにたくさんのロープ
そして、赤いテープで目印が付けてありました。
地元の方がた登られているのですね。
勝山361m
三角点はありませんでした。
反対側に見晴らしのいい場所がありました。
道もすてきで景色もすてき。
登る人が多いのもうなずけます。
青山への縦走路は私が大好きな尾根道。

室積に越して来たときも
こんな風景の中を
コンパス片手に一人で山をさまよっていたなぁ。

あの頃の自分と今の自分が重なって見えました。
平畑山246.9m
青山への急登。
登り切ったら、舗装路でした。
「長門冨士」と 呼ばれる青山。
288m
山頂には三角点も展望もないのが
ちょっと残念。
山道へ引き返し、
勝山御殿跡の看板から山を下ります。
この下り道は本当に分かりづらくて、、、、
テープがしっかりついて
道迷いから守ってくれていました。
青山登山口。
最後まで本当によく整備されていて
歩きやすくいい山々でした。
そして、勝山御殿跡にもどってきました。
桜を愛でにたくさんの人が来ていました。
ぐるっと一周3時間。
きれいな山道に癒され、
きれいな景色に癒され
そして、最後はきれいな桜の下で昼ご飯。
なんと贅沢な時間でしょう。
帰ってホームページを作っていて気がつきました。
この山登ったことあった。。。
H22の登山記

これから始まる新しい土地での暮らし。
不安がないと言えば嘘になりますが、
少しずつ、少しずつ
この街の風景の中に溶け込んでいけますように・・・


アウトドアレポート