烏帽子岳

(えぼしだけ)
周南市熊毛
696.6m
H23.1.26


 

                      

カシミール3Dで作成

今年の冬は本当に寒い。冷え性の私にはつらい毎日です。そのままでは部屋の中で固まってしまいそうなので、懐かしの烏帽子岳に元気をもらいに行きました。

国道2号線から入り正蓮寺烏帽子公園に駐車しました。
谷間の道を上がっていきます。標識が至るところにあり、コンパスを振ることもありません。
今私が使っている皮の登山靴はここが初おろしでした。重くて足を引きずるように上がったのを思い出しました。
今では、すっかり私の足になじみ、ハードな山歩きは、なくてはならない私の守護神です。 
 
ニワトリ岩−昔の方の苦労が忍ばれます。 
 
谷を巻いて、稜線に近づくにつれて、雪が深くなってきました。少しでも止まると、寒さが忍び込んで汗が冷えてしまいます。 
 
大将軍下の小屋。もう少しです。 
 
 大将軍。ここに烏帽子岳696.6mと書かれています。??山頂?? 
 
 ここに子供たちと来たな。懐かしさとともに時の流れのはやさを感じます。 
どちらも同じ高さなのか分かりませんが、とりあえず北の二等三角点も拝みにいきます。 
   
雪の稜線 魚切コースとの分岐
 雪に覆われた山頂
山頂から展望はありませんが、木立に囲まれた静かな山頂が私は好きです。
帰りは、高度によって変わる景色と体感温度の違いを実感しながら降りました。
下には全然積もっていなくても、頂上付近は雪があり凍っていて、
トレッキング用のシューズでは滑らないように歩くのが大変でした。
登山口にゆきがなくても、冬用の装備の大切さを実感しました。


歩きながら、幼かった子どもたちの後ろ姿を無意識に探していました。足下にまとわりついていたあの子たち。
これからはその後ろ姿を、祈るように見守っていくしかできないのでしょうね。
公園

ニワトリ岩

大将軍 烏帽子岳山頂 公園  
25分 35分 10分 50分  
 休憩を含め 2時間20分
平成14年の登山記をみる
平成12年家族のアウトドアリポート−烏帽子岳登山2000をみる