茶臼山

(ちゃうすやま)
348.9m
H22.3.1


カシミール3Dで作成

東豊井−茶臼山−大谷溜池−東豊井

 下松市と光市をにまたがる茶臼山。山頂からの展望と登山道のよさで、何時行っても登山客に会うというくらい、多くの人を惹きつけてやまない山です。私も平成15年以来何度も登っていますが、今日は久々に大学が休みになって帰ってきているお兄ちゃんと登りました。空は今にも泣き出しそうですが、気分はルンルンです。

国道横の駐車場に車を止めて歩道橋を渡ります 中電の鉄塔をむすぶ登山道は、とてもよく整備されています。
木立がアーチのように続いているので、夏でも快適です。
おしゃべりをしながら、コンパスワーク演習をしながら、1時間。
テレビ塔側の登山道との分岐に来ました。
その先は尾根をはさんで、二手に分かれています。お兄ちゃんは右手の道を選択、頼もしい足取りで登っていきます。
ちなみに右側の道を選択すると、右の写真のようにロープがあります。

茶臼山山頂
島田川を臨む 下松笠戸を臨む 烏帽子・虎ヶ岳
山頂で、おいしいコーヒーを飲んでいると、みるみる雲が厚くなってきました。登山途中では陽射しもあったのに・・・・。天気予報は午後から雨だったのですが、やばいかも・・・。いそいで大谷山方面へ降り始めました。
東豊井の登山道もよく踏まれていていい道なのですが、この大谷山方面への道が
山道らしくて私は好きです。お兄ちゃんの後ろを歩きながら、降りていくその背中が
大きくなったなと、改めて思いました。
大谷山まであと少しというところで、
残念ながら雨が降り始めました。
急いでもってきたカッパを着ます。


茶臼山山頂より40分。
大谷山山頂。
山頂より5分。ダムに降りていく分岐に来ました。急な下りと雨、そして刈り取られた
ばかりのシダに足を取られ、滑り落ちてしまいそうになりながら降りていきます。
大谷ダム。かなり水量が減っています。この水量でダムとしての機能を果たしているのかな?
その後ろに見える小山。あれが本日最後の登りです。
 
「今日の中で、この登りが一番きつかった。」という息子の言葉に同感。
この小さいけれど、えぐいお山に何か名前を付けてあげたくなりました。

雷も鳴り出して、稜線を歩く行程に内心どきどきしながら歩きましたが、降りしきる雨の中でも最後まで笑顔で「楽しかった〜」と言ってくれるその明るさに励まされました。
体も心も大きく成長しつつある息子との久々の山行きは、心温まるひとときでした。
                                   
タイムテーブル:
     1時間20分       40分        15分      20分
東豊井    →     山頂  →   大谷山   →   ダム  →    東豊井
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