(みつがたけ)
柳井市
495m
H22.8.20
瀬戸大将軍山にいったのを最後に2ヶ月間、ファン登山をお休みしていましたが、本キャンプ、それに伴う雑事諸々を終え、本業の始まりまであと10日。自分だけの夏の思い出を・・と山へ向いました。しかし、今日も太陽がぎらぎら照りつける猛暑。熱中症への十分な備えをしたつもりでしたが、やはり太陽の威力は侮れません。 |
三ヶ岳はH15琴石山から縦走したのですが、今回は金剛寺北の大師山を経由する大師山ルートで上がってみようと思います。しかし、この案内図によると周回もできそうです。体力と相談して決めようと、とりあえず、すぐ上にある金剛寺駐車場に車をおかせてもらい、スタートしました。 |
駐車場右手の石段を上がり、本堂に久々の登山の無事、そして子どもたちの無事をお祈りさせてもらいました。本堂右手の看板から、八十八カ所の巡拝路に入っていきます。入ってすぐ左手に上がる道がありました。お墓があったので遠慮させていただきましたが、周回して結局はその道の先に出たので、この方が近道だったことが分かりました。 | |
お地蔵様の立ち並ぶ道を上がること、10分足らず、大師山山頂に着きました。 ここからいったん右手に下り、三ヶ岳に向かいます。 看板には「三ヶ岳 → 2km」と書かれていましたが、2kmがこんなに長いとは・・ |
射撃場跡をすぎ、最初は快適な尾根歩きだったのですが、照りつける太陽から逃げ場のない尾根は想像以上に暑い。水と塩分を同時にとりながら進むも、奪われる体力。いや体力不足かも・・。そんな弱気な自分が見え隠れしてきます。 | |
尾根なので、確かに展望は素晴らしい。最初は眼下に見える柳井の町並み、周りの山々、そして遠くに見える三ヶ岳・琴石山をせっせと写真に撮っていたのですが、滝のように噴き出していた汗がとまるころから、やばい・・。少し熱中症ぽいかも・・自分の身体の警笛を聞きながら、一歩一歩登っていきます。 | |
ようやく西峰を目の前に望む頃には、汗が冷たくなってきました。努めて水分を摂取しながら、止まらないように進みます。 | |
この展望地の先で林道に出会いました。左は石井ダムへ。正面にも登山道らしきものが見えますが、この林道をそのまま右に進み、左手の横木の登山道を上がります。 | |
この急な岩場を登ると、西峰。気力をふり絞ります。 |
三ヶ岳西峰山頂(487m) |
柳井の町並み |
東峰・琴石山を望む |
日積方面を望む |
西峰で山頂の風に当たって、体力回復。平成15年に上がった東峰をもう一度見るぞ! |
三ヶ岳中岳(483.8m) |
三ヶ岳東峰(495m) |
ちなみに平成15年度はこうなっていました。当時は標高501mと思われていたのですね。 |
東峰から、もと来た道を引き返そうか迷いましたが、もう一度あの尾根道を歩くことに危険を感じ、 遠回りですが、林道を通って帰ることにしました。 山頂から南に向け、絶対に引き返したくない急坂を下りると、右手に林道が現れました。 |
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林道から稲荷山コースへの分岐を探しましたが、結局見つけることができず、懐かしの川谷峠まで下りてきました。 あとは、途中六道地蔵様や大杉大明神に参らせていただきながら、三ヶ嶽林道(舗装路)をひたすら下って帰りました。 |
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六道地蔵様 | 大杉大明神 |
林道の途中から、西峰と東峰を望むことができました。ついさっきまであそこにいたとは思えない・・。
途中から払う気力もなくなったために、全身クモの巣パックでべたべたになった身体に一抹の寂しさを感じつつ、金剛寺の駐車場に着いた時は、何とか無事に真夏の登山を終えられたことに心からほっとしました。
5分 10分 1時間20分 5分 20分 1時間
金剛寺駐車場 → 金剛寺 → 大師山 → 三ヶ岳西峰 → 三ヶ岳東峰 → 川谷峠 → 金剛寺駐車場
(登り1時間35分・下り1時間20分)