AFPY実践資料
平成21年6月16日(火)
柳井総合庁舎
午前10時から午後3時50分
教育総合支援センターの講座に、AFPY研修が行われるようになってきた。AFPYという名前が山口県に現れはじめてから7年近くになる。今もまだ開発途中というか、成長しているところであるが、だからこそ伝える側の責任は重い。楽しい中にもしっかりした理論が感じられる。そういう研修にしていきたい。
校種を越えて集まった参加者は20名弱。研修の内容をある程度認知していて、それでも手を挙げた20名だと信じて研修を始めるが、それでもまずは心と体のウォーミングアップ。
ニーズアセスメント
どのような研修を望んでいますか?
1 自らが楽しむアクティビティの体験
2 教育活動で活用できるAFPYの研修
3 AFPYとは何?理論がわかる校内研修
AFPYクイックチェック
AFPYについてどのくらい知っていますか?
AFPYが山口県で認知される中、AFPYという言葉が一人歩きし、いくつかの誤解が生まれている。
例えば、
・ ゲームをやらなくてはAFPYではない。
「AFPYはきらい。だって手をつなげさせられるから・・・」
・ AFPYは、人間関係作りのためだけのスキルである。
「学力向上の今、そんなことをやっている時間はない。」
・ 構成的グループエンカウンターとどう違うの??
「となりの人の肩もむでしょう・・・」
OBSとPAについて
OBS : Adventureが入れる本能のスイッチ
生きるためには、種を保存するためには、自分一人では無理!
人を求め、自分を開く感情と行動が「協力」や「信頼」などの形容詞で表現される。
スイッチONの状態でのグループ活動は、最大の効果を上げる。
PA : 大規模なOBSからの脱却
取り組みやすい冒険教育
スイッチONの状態での学びは、教育活動においても非常に効果的である。
AFPYについて
「アドベンチャー・フレンドシップ・プログラム・in・山口」の略
アドベンチャーをベースに、個人とグループを成長させる教育手法
アドベンチャーとは
・ リスクを覚悟して行動を起こした先に、自他共に肯定的に評価される環境があり、それが次の一歩につながる感情を呼び覚ます。
・ 自らのコンフォートゾーン(安全圏)をひろげていく。
「やってごらん。あなたならできるから。できたの。すごいじゃない!」
すでにAFPYの手法
フィンガーソーセージ
指の間に見えるソーセージ
ゴールがなければ、ゴールをしっかり見据えていなければ現実はあり得ない。
※ 呼ばれたい名前を決めよう
今回はかんたんVer. テープに書いて自己紹介
リレー習字
よいイメージの中でのグループの目標作り
グループの目標はグループが決定する!
カチッと5(ファイブ)※大人バージョン
親指・・・親から言われている自分
人差し指・・・人から見られている自分
中指・・・自分が思っている自分
薬指・・・薬になった出来事
小指・・・これからの自分と約束するとしたら
手のひらビーイング
グループの目標を実現するために自分ができること
することを守ることと、しないことを守ること
ゴール(Be−ing)があるから、ふりかえりができる。
で、ゴールと約束の検証
休憩の儀式
Look Doun Look Up
昼食休憩
シロクマくん
学びの瞬間とは。。。
感情は行動に表れる。。。
考えることを止める脳。。。
シロクマくんVer.2
アドベンチャーウエーブとは。。。
きっかけはいつも変化している。。。
モーフィーズ
人間としての成長とは。。。
自分はどのレベル。。。
全員か神の領域に。。。
Zoom
まずは動き出すこと。。。
気づくことから始まる。。。
ひとつのドラマの中に存在している自分。。。
コミュニケーションとは。。。
フルボディジャンケンあいこ
繰り返しから生まれる学習。。。
自己主張と妥協のバランス。。。
達成感。。。
いくつもの脳。。。
空気を感じる。そして実行に移す。。。
オールキャッチ
意識の変化。。。
頼るという力。。。
視点の変化。。。
Be−ingの確認
ゴールモニタリングチーム
校種別に集まる。。。
小グループで内容をまとめる
情報の共有
ふりかえり(話し合い)の練習
ブルーディズを使って、感情の表出の練習
インプットしたことのみアウトプットできる。
グループの発達曲線について
出会いからのグループの発達
・プラス曲線・・・協力・・・信頼・・・課題解決・・・チャレンジ
・マイナス曲線・・・不信感・・・不安・・・恐怖
マイナス曲線をたどっているグループ(個人)に、グループ活動はあり得ない。
同じ空間、同じ時間同じ間隔を共有する、個人レベルの活動の工夫を!
リレー習字 ・ 手のひらビーイング ・オールキャッチ の指導案