平成12年1月30日。山口県と島根県の県境、徳佐の町から望む十種ヶ峰です。
わたしんちは、年越しで行った広島のクロスカントリースキーが忘れられず、ここ山口県で唯一のクロカンコースが設定されてある十種ヶ峰にやってきました。
地図はこちらでご覧下さい。
午前11時に出発です。栗林と呼ばれるなだらかな斜面を横切って、山頂へ通じる車道へ出ました。この日は積雪が30cmくらいあって、登山道入り口から通行不可能な状態で、車を気にすることなく登っていくことができます。 めいちゃんは相変わらずおもちゃのスキー板でしたが、おにいちゃんに遅れることなくついていっています。 出発から栗林を抜けるまでは、30分くらいかかりました。 |
クロカンコースの林道入り口の立て看板です。
林道入り口から、誰も踏み入れていない新雪の林道に入っていきます。わたしんちはこれが好きでクロカンに来ているようなものです。 林道に入ったとたん、しばらく上り坂が続きますが、クロカンの板で登って登れないことはありません。おにいちゃんはお母さんに抜かされまいとして必死ですが、めいちゃんは景色を見る余裕さえ感じられます。ここで目指しているのは、方丈原という雪原です。夏場はコナラや栗の広場ですが、冬場は真っ白な小動物の楽園になっています。 |
林道入り口から本当にのんびり小一時間。方丈原の東屋に着きました。
ウサギや、タヌキの足跡でいっぱいです。
ここが方丈原の雪原です。真っ白な静かな世界です。
お昼ご飯は、カップヌードルでした。わたしんちはいろいろ試してみましたが、冬場の移動のお昼はこれが一番です。お湯だけでお手軽だし、何よりすぐに温まります。 使用したストーブは、小型軽量のガソリンストーブです。この高度と気温では、ガスストーブはちょっと心もとなく感じます。ガソリンストーブは取り扱いがめんどくさいところがありますが、こんな状況では心強い味方です。 |
今回の費用
カップヌードル代、帰りの温泉代も含めて、
¥3,000
今回お世話になったところは、十種ヶ峰青少年野外活動センターです。わたしんち一押しのところで、一年を通じて利用できる施設です。大きな行事と重ならなければ、家族単位で利用することも可能ですし、何より、ここの職員のみなさんがとっても暖かくて親切です。季節を通じての主催行事に参加してみるのも楽しいと思います。