2004.5.2(SUN)〜4(TUE)
山口県六日市町宇佐
西中国山地国定公園
後一日後一日と、指折り数えた今年のゴールデンウイークです。昨年度に出会ったカタクリの花に逢うべく、今年もここにやってきました。寂地峡キャンプ場です。
初日は、冠山に近い鬼ヶ城稜線につながる林道を歩いて、春の山菜を集めました。気候の違いか、昨年ほどはたくさんの種類を集めることはできませんでしたが、それでも、タラの芽、ウド、ギボウシなど、食卓を飾るには十分なほどの山菜に出会うことができました。
キャンプ場についてから、メンバー全員で作業に取りかかります。今回は九州からいとこも2人参加して、キャンプサイトはにぎやかです。テント設営が終わると、夕食の準備に取りかかりました。男の子たちはバーベキュー担当です。なれた手つきで炭をおこして、夜が更けるまで食べ続けました。
次の日はあいにくの雨。雨足はそれほど強くありませんでしたが、天気予報は低気圧の南下に伴う暴風を予想しています。カタクリとの再会を断腸の思いであきらめ、午前中早々に撤収して、五竜の滝と竜ヶ頭を見に行きました。
雨の降る急坂でしたが、子どもたちはカッパを着込んで元気いっぱいです。最後はキャンプ場から北に、犬戻しの滝まで足をのばしてこのキャンプを終えました。
それ以降の天気はますます風雨の勢いを強め、一日早い撤退が正しかったことを裏付けてくれました。来年は天気に恵まれ、再びカタクリの花に出会えることを楽しみにしています。