平成13年7月
夏休みに入って最初の日曜日
かねてから目を付けていた場所に、クワガタフリークの長男との約束でキャンプにやってきました。
昨年、偶然入った森で、照らしたランプにクワガタが集まってきました。はらってもはらっても次から次から飛んでくるクワガタに困るくらいでした。今までたくさんの場所でキャンプをしてきましたが、これだけ積極的なクワガタに出会ってのは初めてです。
場所:秘密です。
準備:タープその他
テントなどいろいろ準備しましたが、結局必要だったのはこれだけだったような気がします。
さあ、始まりましたクワガタキャンプ!腐葉土の上に車座になって簡単な食事を済ませ、タープの下にシートを引いて寝転がって夜を待ちます。お兄ちゃんは周りの木に蜜を塗ってわくわくしています。
夜が近づくにつれて暗闇があたりを包んできます。まわりをうなっていたアブやブトは羽音を休め、代わりに足の長いクモがシートに登ってくるようになりました。ランタンや懐中電灯に照らされた黄色いタープが森の中で光っています。
「きゃー!!」
最初のクワガタは、いもうとの肩にとまりました。ミヤマクワガタの雌です。
「やったぁ!ゲッチュウ!」
近くの蜜を塗ったコナラの木からも、コクワガタの雄がつかまえられました。
それからも、深夜になるまで次々にクワガタがタープに向かってやってきます。光に集まる習性上、メスが多いのは仕方がないようですが、現在の日本にもこんなにもクワガタがいるのだなあと感激するほど集まってきました。
ミヤマクワガタのオスとメス
コクワガタのオスとメス
ノコギリクワガタのオスとメス
大小合わせて、14匹!
次の日は、木漏れ日の中でのんびりしました。
おにいちゃんは森の中をうろうろ昆虫採集です。
このキャンプで捕まえたクワガタは、家に持って帰って大切に育てました。コクワガタは無事に朽ち木の中に卵を産み、10月には幼虫飼育ビンの中に引っ越しました。来年の夏には、ひときわ元気なコクワガタが誕生するはずです。
ネットサーフィンしていたら、クワガタブリーダに心強いホームページを見つけました。
クワガタ用品はここで手に入れることができます。