OutDoor-Log
2013.1.2-3
広島県恐羅漢山
平成25年の初家族スキーはやっぱり恐羅漢でしょ。というわけで昨年度に続き今年もやって参りました。
昨年はキャンピングカー泊でしたが、今年は近くの公共の宿「いこいの村広島」をベースにします。片道25分。温泉です。
安心して最後のリフトまで練習することができました。
午前中はタテ山ゲレンデでじっくり練習して、午後に国設ゲレンデに向かいました。
たいやきくんのテレマークです。 | PARAさんのテレマークです。 |
国設のゲレンデの次は、お気に入りのカヤ畑ゲレンデです。
めいちゃんのテレマークです。 | おくちゃんのテレマークです。 |
コブ斜面も練習しました。
めいちゃんが1回転しました。 | たいやきくんが攻めています。 |
今日の仕上げはみんなでテレマークです。
充実した一日が終わって、「いこいの村ひろしま」で疲れた体を癒しました。
明日はタテ山ゲレンデから恐羅漢山頂を目指します。
2日目の朝、窓から外を見てびっくりです。雪がしんしんと降り続き、駐車場の車はすべて雪だるまになっています。朝食を食べ、8時には宿を出ました。時折太陽が顔を出しますが、今日の天気は少し荒れ模様かもしれません。
この写真は「使用前」。まだまだみんな元気な様子です。
リフト券を1人2枚買って、タテ山ゲレンデの第2リフト上まで登りました。ここからはスキー板にシールを貼って、山頂を目指します。まずは目の前のこぶを登ること。スキーヤーが珍しそうに見ていますが、たまさんに声をかけられたのはびっくりでした。
シールをつけて出発準備です。 | 最初のこぶが結構手強いこぶでした。 | こぶをようやくクリアしてラッセルで進みます。 |
登山道は雪でまったく分かりません。 | ようやく肩の広場について心から安心しています。 |
ゲレンデ出発が10:00時。2時間斜面をラッセルしてようやく山頂直下広場に出ました。ガーミンで位置を確認して、進む方向を見定めます。ほとんど斜度のない広場で、太陽も出ていません。方向を決める手段のない雪の広場は一番危険です。斜面を抜けてほっとしたのもつかの間、迷わないだけなら斜面の方が安全です。現在地がはっきりしたので方向が定まりました。スキー板をはいても膝まで埋まりそうな雪をラッセルして進みました。
ようやく見覚えのある景色まで出ました。いつも国設ゲレンデから山頂に向かう分岐です。分岐の標識はすっかり雪に埋まってはっきりしませんが、目の前の斜面は間違いなく山頂へ続く斜面です。
めいちゃんが先頭で斜面を登りはじめました。
ようやく見つけた台所原への標識 | めいちゃんの山頂アタック | もうすぐ山頂 |
出発して2時間半。恐羅漢山頂に到着しました。
山頂は雪が降りしきり、あたりは真っ白な世界です。どんどん雪が濃くなって、幻想的というより荘厳な感じです。
手袋やマスクがたちまち凍り付いていきます。急いで下山しますが、ここ数日登ってきた人はいないらしく、国設へ向かうルートは踏み跡がありません。登り返す可能性があるのでシールを外さず注意深く斜面を降りました。ある程度見慣れた稜線を進むと、ゲレンデの丘が見えてきました。ようやく心からホッとします。
ゲレンデに出てシールを外して滑りはじめましたが、汗で湿ったマスクや手袋などたちまち凍ってしまいました。斜面の様子がほとんど見えないゲレンデを下まで下ってロッジに入りました。メンバーにようやく笑顔が戻りました。出発から4時間。ルートは予定通りで、本当に充実したよいツアーでした。
山頂の様子 | 下山開始 | 山頂を望む |