YSSK研修

東部地区主催冬季野外活動研修会

2010.01.10(SUN)
十種ヶ峰青少年野外活動センター


 新年が明けました。十種ヶ峰に雪が積もりました。
 ここ近年積雪が少なく、昨年度の開催はここ十種ヶ峰ではできませんでしたが、今年は年明けの寒波でよい雪に恵まれました。急な呼びかけで参加者がいるかどうか危ぶまれましたが、大山の冬季野活から帰ってきた3人が参加してくれ、賑やかな研修会となりました。
 にこちゃんは、アルペンの板を担いで山頂を目指し、他の参加者はテレマークで山頂を目指します。

10:30分
 センター出発。スキー場を逆に進んでいく変わった集団です。途中の中斜面でテレマークターンの練習をしました。

11:10分
 よっCとけいちゃんはシールを着けて、ゲレンデを出発。全員で交替しながら山頂肩を目指します。1人20歩行っては先頭を交替。7人で140歩毎に小休憩が取れます。汗をかかないように登るという冬のツアーの教えがありましたが、野活職員のてっしーとPARAさんに付いていこうと全員汗だくの行程になりました。

ゲレンデ上部 山腹駐車場付近
もうすぐスキー場への分岐 分岐から林道へ至る

12:30分
 ほぼ予定通りに山頂肩へ到着しました。カップヌードル係とおしるこ係、コーヒー係に分かれてそれぞれのストーブでお湯を沸かします。自分のストーブで冬季にお湯が沸くかという検証でもありましたが、プリムスのガスストーブ、ギガパワー、パワーボイル。無事にそれぞれ十分武器になることが分かりました。特ににこちゃんのパワーボイルの威力はすごく、あっという間にお湯が沸くのですね。PARAさんはギガパワーをレンジのアルミカバーで覆い熱が漏れないようにしていました。雪の上では、ガスのボンベを冷やさない工夫が必要です。
 お腹がすきすぎたよっCは、あっという間に全てを平らげていました。

13:30分
 センターから独り後を追ってくれたかずのぶさんが無事合流し、全員シールやスノーシューなど山頂アタックの準備を整えます。8人の後ろには雪をかぶった山頂が見えます。

嘉年地区を望む 熊野神社の上に山頂を望む山頂を望む
もうすぐ山頂 山頂到着!!

14:15分
 山頂の積雪40cm。十種ヶ峰山頂の三角点はすっぽりと雪に埋もれていました。山頂から見える景色は、うっすらと霞んで見えましたが、夏とは違う白い景色に胸を打たれます。


十種ヶ峰山頂

14:45分
 山頂を出発。東尾根を通って下山開始です。パラグライダーのリフトからゲレンデ最上部に向かいました。

15:30分
 ゲレンデ最上部からセンターまで1800m。「解散!!」の合図でダウンヒルを楽しみ??ます。雪は重くてなかなか思い通りにはターンが入りませんが、センター出発から5時間かけて手に入れたダウンヒルです。あっという間に終わってしまってはもったいない。1ターン1ターンをかみしめながら下っていきます。

けいちゃん もっちゃん てっしー
よっC かずのぶさん にこちゃん
おくちゃん PARAさん ミニ壁下部

16:30分
 無事センターまで戻ってきました。
 10:30分にセンターを出発して6時間のツアーでした。喘ぎながら登って1本のダウンヒル。いつも思うのだけど、これが山スキーの醍醐味かなぁ。もう少し雪が締まると、山頂のササが雪の下に埋まり、山頂から肩までのツリースキーを楽しむことができます。出なければ見えない景色。やってみなければできない体験。それを仲間と共有する楽しさ。
 参加してくれた皆さん。そして、参加はできないけれどと、応援してくれた皆さん。本当にありがとうございます。来年は、もう少し余裕のあるインフォメをしますので、また是非参加してください。

港に停泊している船は安全である。
しかし、それはその船が造られた本来の目的ではない。
さあ!冒険に出かけよう!


にこちゃんやてっしーの画像など、手に入り次第UPします。
お楽しみに!

にこちゃんの写真館

てっしーの写真館


わたしんちアウトドアレポート