2006.12.29〜2007.1.5
MAINE USA
Mt.ワシントン
長男が高校1年生、長女が中学2年生の冬です。これからのわたんしんちを考えると、家族揃っての大きな旅行はなかなかできないだろうと、思いきって計画をしました。
いつかはいこうと決めていた、友人「トシ」の住んでいるアメリカメーン州です。豊かな自然にどっぷりつかって、アパラチア山脈の魅力を家族で味わうことになりました。
12月29日13:00に日本を出発して、アメリカ時間の29日11:30にデトロイトに到着しました。日付変更線を越えて、なんだか変な感じです。 入国審査は今まで以上に厳しく、靴や上着まで脱いで検査を受けました。めいちゃんは、出国の時に筆箱に入れていたハサミを没収され、入国の審査で、洗顔クリームや整髪ジェルを取り上げられました。テロに対する厳戒態勢ですね。世界的な緊張感を感じます。 デトロイトでの乗り継ぎはスムースに行き、定刻通りにトシの待つポートランドに降り立つことができました。 |
アメリカは今までにない暖冬で、ポートランドに積雪はありません。トシの好意でショッピングモールを見学し、そのままL.L.Beanに行きました。L.L.Beanは、その筋の人にとっては町中が宝箱です。商品の永久保証も魅力です。
アメリカ2日目。お父さんが7年前に2ヶ月間滞在して研修した「HIOBSニューリーベース」に出かけました。ベースは7年前のままの雰囲気で、研修の日々が思い出されます。スタッフには多くは会えなかったのですが、家族で敷地のトレールを歩き、ロックサイト手前の丘まで登り、目の前に広がるサンデーリバースキー場の景色に見とれることができました。
次の日は、楽しみにしていたクロスカントリースキーです。到着した日から雪が降り始め、メーン州は雪景色に変わっています。そしてこの日は快晴!
雪の確かな、Mt.ワシントンのふもとまで移動して、クロスカントリースキーに履き替えます。青空の下には、アパラチアン山脈が広がり、広大な自然が自分たちを包みます。
たいやきクロカン
めいりんクロカン
アメリカで迎える年越しは、のんびりとトシの家で過ごしました。トシの子どものノリ君や、ドイツから留学しているお友だちや近所のお友だちも加わって、国際色豊かな時間になりました。
2007年が明けました。わたしんち最初のイベントは、「サンデーリバースキー場」でのテレマークスキーです。それまでに思いもかけず4人分のテレマーク板が手に入り、カナダからもスキーヤーが来るという大きなスキー場に向かいました。
数えられないくらいのコースのあるサンデーリバースキー場です。全てのコースを巡るのに2日では足りません。景色の良いトップをいくつか巡りながら、メーンの雪を心ゆくまで味わいました。
おとうさんテレマーク
おかあさんテレマーク
ラストナイトは、お父さんたっての希望で「ブルーパブ」に出かけました。アメリカサイズのステーキとハンバーグに子どもたちは大喜びです。黒ビールで乾杯して、アメリカの夜が更けていきます。
友人トシのおかげで、本当に有意義な時間を過ごさせてもらいました。子どもたちにとっても、記憶に残る海外旅行は初めてで、「英語を勉強せんにゃぁいけん!」と、とてもよい刺激を受けたようです。
次の夫婦の目標は、紅葉の季節に再び渡米して、Mt.ワシントンの稜線アパラチアントレールを縦走することです。体力も感情も老化させずに、新たな目標を楽しみにしています。