チチロビッチ de キャンプ


 ここは南米ヴェネズエラ。目の前に広がっているのはカリブ海です。開放的な雰囲気の中、忍び寄る危険が見え隠れします。今回のキャンプでも、知人に銃の携帯を勧められました。しかーし!当事者たちは元気いっぱい!子供たちも大はしゃぎです。

                                               下見したキャンプ予定地。

 事前に下見していたキャンプ予定地でしたが、船で渡らなければ行けない場所にあり、当日は海が大荒れで上陸できませんでした。船から泳いで上陸にトライした勇者が血だらけで波間から起きあがるのを見て、上陸の断念を決定したことは言うまでもありません。

  出発地点の海岸にもどってキャンプ

 海岸にドームテントを3張り張りました。他にはキャンプをする人は一人もいなかったのですが、そのぶん気分はのんびりすることができました。子供たちはどこに行っても元気です。大人たちからも危機意識はすっかり消えています。
 その夜はささやかにワインを1本空けました。本当はもっとがんがん飲みたかったのですが、明日のダイブに備えて体調を整えます。ダイブマスターが一緒にいらしゃったのも大きな理由です。

 

 天候にはすこうし苦戦しましたが、その夜は天候も回復してゆっくり過ごすことができました。夜に、めいちゃんが行方不明になって探したところ、近くの海の家におトイレを借りに行っていました。子どもはたくましいです。

  これが温泉です。

 このキャンプの仕上げは、少し谷に入ったところにある温泉です。温泉と言っても河原に源泉があり、石で流れを調節して入る何とも原始的な温泉でした。現地の人たちはふろにはいる習慣があまりないそうで、この場所を洗濯と水浴びに使っているということでした。お世辞にもきれいだとは言えませんでしたが、至福のひとときでした。


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