山野草の世界

ユズリハ

ユズリハ科ユズリハ属
花は5月から6月 若葉の下に紫褐色の花
                 

代をゆずる葉からゆずり葉と名がつく
サカキ

モッコク科サカキ属
花は6月から7月 下向きに1cm程度の白い花
                 

神の世界と現世を分ける境葉から命名
栄葉(栄える葉)という説もある
シキミ

マツブサ科シキミ属
花は3月から4月 多数のクリーム色の花
                 

四季を通じて美しい葉 四季美という説と
悪しき実から名づけられた説もある
クスノキ

クスノキ科ニッケイ属
花は5月から6月 ロウ細工のような小さな花をつける
                

臭き木、薬の木などから命名
シロダモ

クスノキ科シロダモ属
花は10月から11月 くすんだ黄色の花をつける
                   

葉の裏が白いタブノキという意味がある
タブノキ

クスノキ科タブノキ属
花は4月から6月 線香花火のような小さな花が咲く
                

霊(たま)の木という意味がある
ヤブニッケイ

クスノキ科クスノキ属
花は6月ごろ 黄色の小さな花をつける
               

山に自生する肉桂(ニッケイ)
ニッケイ

クスノキ科ニッケイ属

花は5月から6月 香りのある薄黄色の花
               

和名のニッケイ(肉桂)は中国語由来で、日本語の音読み
中国ではキンナモムム属植物のうち、シナモンに近いものを「桂」、
クスノキに近いものを「樟」と呼んでいる
トウネズミモチ

モクセイ科イボタノキ属
花は7月前半に咲く

中国原産なので唐がついている
ネズミモチ

モクセイ科イボタノキ属
花は6月から7月 白い花をたくさん咲かせる
              
果実がネズミの糞に似ているところから命名
モッコク

モッコク科モッコク属
花は6月から7月 下向きの白い花
                

花の香りがラン科のセッコクに似ている

ギンゴケ

ハナゴケに似ていますが
ギンゴケが乾燥して固まった姿だと思われます。
下のコケも同じだと思うんだけど・・・

10月
カラクサゴケ

薄く葉のような形で生える地衣類の一つで
ウメノキゴケ科の
カラクサゴケだと思われます。
ナメラカラクサゴケにも似ています。

ナメラカラクサゴケの裏側には
円柱形の紋様があるそうです

10月
コシダ

ウラジロとよく一緒に生えています。

10月
ウラジロ

お正月飾りにつかわれる葉です。

10月
カクレミノ

ウコギ科の植物です。
葉の数に興味がありました。
カクレミノだと思われます。

天狗が身に着けている隠れ蓑に似ているところが由来です。

10月
ソヨゴ

白南天とも言われます。
名前は
葉が風に吹かれてそよぐ様子からついているようです。

10月
サルトリイバラ

葉が生えているツルに鋭いとげが生えており
猿も引っかかって通りづらいところからつけれています。
ちまきというお餅のちまきの葉の代わりに使われています。

10月
ヒイラギ

疼木(うずく木)という漢字があてられています。
トゲが痛いです。
ちくちく痛いという意味の古語が
ひいらぐ
です。

10月
ヒバゴケ

檜の葉の苔と書いて
ヒバゴケと呼びます。
苔のように見えますがシダの一種です。

10月
ヒサカキ

サカキに似ているけど小さいよから
姫サカキ
サカキじゃないよから
非サカキ

おもしろーい

10月
ヤブコウジ

果実や葉っぱがミカンに似ているよから柑子(コウジ)
でも藪に生えているよから
ヤブコウジ
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かわいい

10月
カシワ(柏)

かしわ餅の葉っぱです

9月
イチイの木

5月
島根県 船通山

和名のイチイは、朝廷の高位にある者が持つ笏(しゃく)を
この木で作ったことに由来する

山に自生している植物は
それぞれが一生懸命生きています。
その名前の由来を調べると
本当に面白い由来があります。
昔から人は山と一緒に生きてきたんですね。