おくちゃんのお花畑


春 3月から5月

カタクリ

4月
弟見山

このカタクリの球根からとれるデンプンを
片栗粉とよんだ
イワカガミ

4月
弟見山

岩場に自生し、光沢のある葉が鏡のようだと
この名がついた
ヤマボウシ

4月
弟見山

4つの花びらが白い頭巾をかぶった
法師に似ているところからこの名がついた
イカリソウ

4月
十種ヶ峰

4つの長い花びらが船の錨に似ている
ヒメオドリコソウ

4月
十種ヶ峰

オドリコソウとよばれる白い花をつける植物に似ていて
少し小さい姿からこの名がついた
            
ショウジョウバカマ

4月
十種ヶ峰

中国伝説の生き物ショウジョウに似ている姿
葉の様子がハカマに似ている
ヤマシャクヤク

4月
十種ヶ峰

姿がしなやかで優しい様子をシャクヤクといい
山に生える姿からヤマシャクヤクという
ヒトリシズカ

5月
岡山県 船木山

静御前の舞姿に似ている姿から命名
フタリシズカ

5月
岡山県 滝山

静御前の霊が出てくる能の様子から命名
イヌコリヤナギ

5月
岡山県 滝山

ヤナギ籠を編むコウリヤナギに似ているが
役に立たないという意味
セイヨウツツジ

5月
岡山県 滝山

筒の花を意味するツツジ
コアジサイ

5月
島根県 船通山

アジサイとは
集(あつ)まる蘭色(さあい)という意味
アカショウマソウ

5月
鳥取県 鷲峰山

ショウマとは若い葉を水で晒して食用にしたことに由来する
シライトソウ

5月
鳥取県 鷲峰山

糸くずを束ねたような花の姿に由来
ヤマテマリ

5月
島根県 船通山

藪に自生して手まりのような白い花を咲かせることが由来
エンレイソウ

5月
島根県 船通山

延齢根草という漢方薬に似ていることが由来
ヨツバヒヨドリ

5月
島根県 船通山

ヒヨドリ花の仲間で葉が4つに開く姿から由来
タニウツギ

5月
島根県 船通山

谷間に生える茎の中が空洞な木

夏 6月から8月

ショウキラン

6月
鳥取県 三国山 

疫病神を追い払い、魔を除く神ショウキの姿に似ている
ササユリ

6月
鳥取県 玉峰山

葉が笹に酷使しているところから名づけられた
ヤマツツジ

6月
岡山県 泉山

筒の花を意味するツツジ
ハナニガナ

6月
岡山県 泉山 

茎や葉をかむと苦い花をニガナという
花がニガナより大きいのでハナがついた
ギンリョウソウ

6月
岡山県 山ケ上

退化したうろこ状の葉に包まれた姿が竜に似ている様子
ウツボグサ

7月
岡山県

花の姿が漆塗りの矢を入れるウツボに似ている様子
オカトラノオ

7月
岡山県 
ヒヨドリバナ

7月
岡山県
ヤマジノホトトギス

7月
岡山県
カワラナデシコ

7月
岡山県
ギボウシ

7月
岡山県
なんだろう

開花していました

キキョウ


です
きれい

キツネノカミソリ


ヒガンバナ系の多年草

8月
鳥取県

秋 9月から11月

これは
サルオガセ という地衣類で
霧がかかるような環境の森林の木に着生するそうです

9月
富士山
ハナゴケ と呼ばれる地衣類です
育つのに時間がかかり 一年で数ミリしか育ちません

9月
富士山
バンダイキノリ
産地の樹木上に生ずる樹上地衣類でブナに好んで着生します
おいしいようです

9月
富士山
富士山周辺に多く生息しているところから
フジアザミ
と名づけられています

9月
富士山
調べてびっくり
イタドリ
なのだそうです

9月
富士山
リンドウ

9月
ノハラアザミ

9月 
 コウゾリナ

茎の硬い毛から
髭剃り(ひげそり)よりつけられた名だそうです

9月
ヒキオコシ

シソ科の植物だそうです
大型になると
タイリンヤマハッカがあります

9月
ツリガネニンジン

9月
アキノギンリョウソウ

ギンリョウソウモドキともよばれます

9月
ミヤマタニソバ

そばなんだぁ

9月 
サラシナショウマ

オカトラノオと間違えましたが
オカトラノオは一本立ちで先っぽがシュッと細くなっています

和名のサラシナショウマは
茹でて水にさらして食べたことからついたそうです

10月
カラスウリ

熟すと真っ赤な実になります
カラスが好んで食べることからついた名のようですが
同じウリ科のスズメウリより大きいことにも由来しているようです

10月
オトコエシ

黄色い花は女郎花(オミナエシ)
オミナエシの優しい女性っぽい姿に対比してつけられたようです

10月
セキヤノアキチョウジ

花弁は1cmから2.5cm
これが1cm以下だと
アキチョウジになります

アキチョウジの由来は秋に咲く丁子型の花に由来しています
セキヤとは箱根の関所のことで
最初に箱根で調査されたことからつけられているそうです

10月
キセルアザミ

大きなアザミです
花の形が煙管(キセル)に似ていることが由来です

10月
マアザミ

キセルアザミの別名だそうです
アザミのアザは沖縄の八重山の方言でトゲという意味があり
トゲのある花という意味になります
ノアザミは春咲きます

10月
ミゾソバ

実がそばに似ていて
溝などの湿気のある場所に群生する事から名づけられました
葉の形が牛の頭に似ていることから
ウシノヒタイとも言われています

10月
モミジカラマツ

キンポウゲ科の多年草で
葉がもみじの形に似ていて
花がカラマツに似ているカラマツソウに似ていることから
名がつけられました

10月
ツリフネソウ

3p程度の大きさです
船が吊り下げられたような形をしています

10月
ヤクシソウ

葉の形が薬師如来の光背に似ていることや
かつて薬草として使われたことが由来だそうです

10月
アキギリ

春に咲く桐花に似ているところからつけられたそうです

10月
キバナアキギリ

鎌倉山の登山道の初めに群れで咲いていました
そこは満開でした

10月
ヨメナ

春の若菜が食用としておいしくて
花が花嫁のように美しいことから由来しています

10月
シロヨメナ

ヨメナとの違いは
ヨメナを横から見るとお椀の形に見えるそうです

10月
アキノキリンソウ

春のキリンソウはベンケイソウ科ですが
これは違うキク科の植物だそうです

密集して咲く様子からアワダチソウという別名もあります

10月
サザンカ

ボタンとの違いははらはらと花弁が舞い落ちる方がサザンカです

10月

山に自生している植物は
それぞれが一生懸命生きています。
その名前の由来を調べると
本当に面白い由来があります。
昔から人は山と一緒に生きてきたんですね。