夢は叶えるもの Ver.2
2025.2.28〜3.5
Canada Yellowknife
夫婦の大きな夢は3つ
一つ目はマチュピチュ遺跡にいくことと
二つ目はオーロラを見にイエローナイフにいくことです
昨年7月にマチュピチュに行く夢が叶い
その勢いでオーロラツアーを申し込みました
Canada Yellowknife 滞在4日間、日本からの往復を入れて6日間のツアーです
添乗員の同行なし 機内食以外の食事なし
現地スタッフの Aurora Village への毎日の送迎とオプションツアーのガイドがツアーの内容です
この自由さと滞在型が自分たちのスタイルに合っていて本当に居心地がよかったです
あとはオーロラに出会うことができるかどうかです
3日間滞在したらオーロラに出会う確率は90%という売り込みでしたが
これにはなかなか微細な意味が隠れているということがこの4日間の滞在でよくわかりました
そんなこととは微塵も知らないわたしたちは
オーロラに出会う気満々で出国しました!いくべし!
日本時間で12:22 宇部空港の出発ロビーまでやってきました 荷物検査でザックの中からナイフが見つかり 警察の職務質問に合うハプニングがありましたが なんとか通過しています あぶないあぶない |
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17:12 出国審査は無事通過できて 成田の出発ロビーです 羽田から成田までシャトルバスで来たのですが 宇部空港出発が遅れて一本遅いシャトルバスになったため JTBカウンターにぎりぎりで間に合いました あぶねー |
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2月28日 10:17(バンクーバー時間) 時差がおよそ17時間 日本を28日の18:00に出国したので 時間をさかのぼった感じです 日本時間は早朝3時過ぎ フライトに9時間以上かかっているので 眠いはずなのですが明るさと興奮で元気?です 相棒は検査官の虫の居所が悪かったみたいで 入念なボディチェックと薬物検査を強いられていました |
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10:38 バンクーバーのターミナルです 全ての空港と全てのフライトでビールを飲もうと 心に決めていたのでこの日3杯目のビールです 着ているあったか下着を脱いでも暑いくらいの室温なので 冷えたビールがたまらなくうまい! 日本より寒いだろうと思って たくさん服を持ってきていました。 でも、空港の中の人たちの服装は薄手のシャツ 中には、半そでシャツやノースリーブの人もいて 寒いところだからこそ、 部屋の中は温かい(暑い)ということを 身をもって知りました。 |
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18:05(エドモントン時間) 日本との時差がおよそ18時間 バンクーバーとはプラス1時間 現在ビール5杯目 この国内でずれる時間帯で前回(といっても30年前) 列車のレストランでランチが食べられませんでした 同じ轍はふまない |
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2月28日 20:44(イエローナイフ時間) 日本は3月1日 14:44 出国してから20時間以上かかっています ついにイエローナイフ空港に到着しました! シロクマとオーロラの写真が迎えてくれています ここまでの空港が移動も含めてむっちゃ暑かったので シャツ2枚で飛行機を降りたのですが なんとターミナルまで歩いて移動で 気温は多分マイナス16℃ 凍り付く恐怖を体感しました |
イエローナイフという街にくることが最大の目的ではなく
オーロラを見るという選択肢の中でイエローナイフが最大に魅力のある街でした
今イエローナイフにいるんだ!
この実感はたまらない
空港にはオーロラビレッジのスタッフが迎えに来てくれていました 我々の日中ほぼフリープランには6名が参加していましたが 食事つきフルコースプランには多数の日本人が参加していました バスの中はほぼ日本人でいっぱいです いろんな年代がいるけど世界的にも平日だよねぇ |
ホテルは CHATEAU NOVA YELLOWKNIFE (シャトーノバ イエローナイフ)
ダウンタウンから区画が離れているホテルで
サウナやトレーニングジムもある過ごしやすいホテルでした
部屋にはすでに極寒用の防寒着も準備してあり
夜9時過ぎについて30分も待たずにオーロラビレッジに出発です
イエローナイフで最初のオーロラ観賞の日です
これが夜のオーロラビレッジ
バスの中でオーロラについて解説がありました
オーロラは太陽から来ているプラズマ粒子が大気とぶつかることで発光する現象のことで
次の3つの条件がそろわないと見ることができないそうです
暗いこと
晴れていること
オーロラ現象起こっていること
つまり
淡い光なので昼間見ることは極めて難しく
現象が起こっていたもはるか上空なので雲が出ていると見えないわけで
むっちゃ暗くて雲一つなくても太陽プラズマが届いていないと発生すらしていないということなんだそうです
えっ
だって90パーセント以上って言ってませんでしたっけ…
この疑問は次の日に理解することができました
そしてこの日は!
バスの中から「えっ…」って思うくらい空がゆらめいていました
でてまぁす!!!
生まれて初めてのオーロラ!!
なんと来た日に出会うことができました!
もーさいこー
しかし一抹の疑問が…
オーロラツアーのパンフレットや空港のポスターのオーロラはもっと派手に光っていました
目の前のオーロラは
弱い時には雲か靄かなぁと思うくらいの地味な感じ
これはバスの中で説明がありました
人間の目では光の再生が弱く
弱いオーロラは白い靄(もや)程度にしか見えないそうです
靄かオーロラかを判断するには
再生力の高いカメラを通して見るとよくわかりますよ ということでした
そこで
新しいiPhoneで写真を撮っている人の画像を見ると
なんだこれ!
すごい!
カメラは人の目ではとらえることのできない光までとらえることができるそうで
いいカメラが手に入りやすくなった今では
プロでなくてもオーロラをとることができるのです
ちなみに
私が撮った写真の彩度や明度を上げてみると…
この景色を自分の目で見ていられるって最高です
相棒と二人で誰もいないムースの丘に椅子を持って行ってずっと眺めていました
この日のオーロラは最高でした。
太い白い帯がゆらりと動いて形や色を変えていくのを
ただただじっと見ていました。
11時から2時半まで
空を見て過ごせる幸せ
オーロラ動画
この日に時間を延長しないでいつ延長するんだ!
時間の延長オプションを申し込んで心ゆくまでオーロラに感動していました
このツアーで仲良くしていただいた方々から画像をいただきました
この日の早朝3時半にホテルに戻り
朝9時には起きだしてダウンタウンのスーパーマーケットにお出かけしました
20分も歩くとダウンタウンの中心まで行くことができます
これが宿泊したホテル シャトーノバ イエローナイフ 光り輝くお城という意味があるようです ジムやサウナなどの設備もあり 清潔感のあるいいホテルでした |
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見える街並みがダウンタウンです 気温はマイナス9℃ 現地では相当温かい朝だそうです |
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ダウンタウンに一軒しかないスーパーマーケット 入ってまずは野菜売り場 リンゴがばら売りで1つ2ドル99セント 約300円 |
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大根は DAIKON でした 一本1ドル49セント 約150円 やすっ |
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イチゴは3ドル99セント 約400円 これでも安いのに一部半額に! 買いでしょう! |
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パンコーナーです ここで食パン?を手に入れました 20枚スライスで2ドル 約200円 エドモンドの空港で買ったサンドイッチとクロワッサン2つが 22ドルでした。 改めて空港は高い!! |
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スーパーマーケットではお酒は買えません 街に一軒だけあるお酒屋さん 缶ビールはレギュラー8本入りで18.5ドル だいたい2000円 一本あたり250円 ビールは箱、もしくはパックで売っています。 バラ売りはしません と日本語で書かれていました。 |
イエローナイフのダウンタウンや旧市内を巡るオプショナルツアーに参加しました
3マック!
マックはこの町の政治に影響を与えた大切なキャラクター
記憶に残るワンショット!
この旅行で出会った人たちは
みんな遊び心が満載!
私たちもそうだけど
こんな地球の端まで来るくらいだから
楽しむことを知っている。
そういう人たちといるって楽しい!
14:00 ほぼ時間通りにホテルにバスが迎えにきました 凍り付いた街へ向かいます 走る車はほとんどが大型のRV車でしたが たまに、これノーマルじゃね ってタイヤの車がいたり 大丈夫かなと心配になります 白い道路が少し汚れて見えるのは バラスのような砂利をまいているからです スパイクタイヤの逆発想です 私たちが滞在したダウンタウンには信号が殆どありませんでした。 交通量はそこそこあって 雪と氷で道路はがちがちなのに大丈夫?と思ってしまいますが、 信号がなくても、一時停止の標識がなくても みんなちゃんと停まって譲り合っていました。 その気持ちがあれば、信号はいらないのかも・・・ |
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ノースウエスト準州州議事堂 | |
先住民族のカヌー模型だそうです うおー たまらん |
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州議事堂の議会室 議会が行われている日は当然入ることはできません この日はラッキーでした 円形の座席の後ろの窓には民族語の通訳がいて 議論に夢中になり民族語が飛び交い始めると 同時通訳をしながら進めていくのだそうです 中心のシロクマさんの名前がマック 市内のことばかり考えてないで シロクマが出てくる郊外のこともしっかり政策を立ててほしい という過去の戒めの意味も込めてここにいるのだそうです 最初の画像の3マックはマックに敬意をこめた一枚なのです |
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議会の大切なアイテム 1999年にノースウェスト準州とヌナブト準州が分離されたときに作られた 1.3カラットのダイヤモンドが付いたセプター 最初のセプターは一角獣の角だそうです 議会の重要度に合わせて 議長席の前の飾り棚に高低差をつけて置かれるそうです |
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プリンス・オブ・ウエールズ博物館 ムースが出迎えてくれました 先住民族が作って使っていた革製のカヌーです トナカイ10頭分の皮が使われているそうです |
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湖が凍り付いて冬場だけ車が走れる道ができます アイスロードです 世界で10番目に大きい湖 グレートスレーブ湖 その面積は2万8568平方キロメートルで琵琶湖の43倍、四国よりも広い。 その湖が冬場はマイナス30度以上になり完全に凍って その先に住んでいる先住民の人たちにとって、 いろんな生活財を仕入れ、家族との絆を深めるための大切な生活道路になるそうです。 |
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現在氷の厚さは2mあるそうです 氷の張り具合によって通れる車の制限がかけられるようです みんな平気で歩いていますが やっぱちょっとこわい 車道だし |
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オールドタウンの展望台に登りました | |
この日は土曜日 明日の日曜日からイベントが開催されるアイスキャッスルに来れました さっぽろ雪まつりのイエローナイフバージョン たっくさんの子どもたちがいました イエローナイフの人たちにとって 雪は珍しいものではないのではと思いましたが、 親子で雪の滑り台を楽しんでいる様子が微笑ましくて 雪が降るとワクワクするのは、 万国共通なのだなと思いました。 動画へリンク |
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そしてここはオールドタウンで有名な ブロックス・ビストロ バッファローのリブステーキが食べられます そんなに大きくないお店でしたが 中には人があふれてさらに次から次にやってきます アラブ系の顔をした女の子が注文から配膳、会計までこなしていました バッファローは脂身が少なく赤身でおどろくほどやわらかい肉感でした メープルのソースがかかっていて本当に美味しかったです |
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今回仲良くしていただいたお二人です 楽しいし 距離感も抜群だし 本当にいい方たちでお出会いできてよかったです |
お店にじっくり一時間以上いました
外に出たら18時過ぎ
日が暮れ始めています
ダウンタウンまで歩いて20分くらいでしょうか
ゆっくり夜のイエローナイフを味わいながらホテルに帰りました
イエローナイフで2回目のオーロラ観賞の日です
いやぁ
この日のイエローナイフは朝からどんより曇っていました
テレビのチャンネルを地域の天気予報に合わせて注視していましたが
予報もいい予報にはなりませんでした
それでも
山のほとんどないイエローナイフでは雲の動きを遮るものがなく
突然雲が消えることもあるということで
そこに願いを託して3時間頑張りました
凍りついた湖の周りにもTPテントが立っています 湖の氷の上に椅子を置いてしばらく空をながめていましたが 雲はなかなか晴れません |
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あまりに寒くてロッジに入りました とはいっても気温はマイナス9℃ マイナス20℃以下になる今の時期ではありえない暖かさです ロッジのホットココアで温まって再度トライ! |
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湖と反対側のバッファローヒルに来ました テントを見下ろすこの丘ですが 街の方向が白くなっているのはオーロラではなく 低い雲が街の灯に照らされているのでしょう |
これがレンタルの防寒着です しっかり身に着けるとしばらくは寒さを感じません 私が寒かったのは フードをつけていなかったからでした がーん |
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TPテントにもどり ホットチョコレートをいただきました |
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とうとう最後までオーロラは出ませんでした 初日にオーロラを堪能できているので こんな日も受け入れられますが その初日の前日も全く見れなかったそうで こんな夜が続くと焦るかもしれません |
他の日本人の話を聞くのに
ノルウェーでふられ、アラスカでも見ることができず
3回目のリベンジで昨夜やっとオーロラにであえたと言われている方もいました
着いた日にであえた私たちは本当にラッキーなんだと感じましたが
できればあと一回はオーロラを見てみたい気持ちになります
ホットチョコレートの美味しい夜でした
イエローナイフ3日目
この日はオプションツアーはありません
日中は完全にフリーなのでお土産DAYにしましょう
朝ごはんは日本から持ってきたアルファ―米
夜がとにかく遅い今回のツアーでは
朝がゆっくりできるこのメニューが本当によかったです
ホテルの朝食バイキングには一度も行かずに済みました
ホテルの部屋は、湯沸かし、コーヒーメーカー、電子レンジ、冷蔵庫、食器完備でした。
オーブンやシンク、洗濯機までついている部屋もあるそうで、長期滞在にぴったり。
コンセントの位置が微妙で、洗面台の上でコーヒー沸かしたり、あれ?と思うことはありましたが、
過ごしやすいホテルで大満足でした。
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ここはホテルのジムです ホテルの規模にしては機材は少なめですが 利用者がほとんどいないので使い放題でした |
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ジムの奥にサウナ施設とシャワールームがあります |
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ドライサウナは使用停止中でしたが スチームサウナは使用可能でした 自分自身でスイッチを入れて活用するシステムで 温まるまで多少時間がかかります |
ジムとサウナで汗を流し
心身をリセットして午前中を過ごしました
部屋に戻りカップヌードルとパンを食べ、ダウンタウンに繰り出しました
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この日は日曜日でした スーパーマーケットと数件のお店が開いていました っていうか アルゼンチンでもお土産を買いに出たらクリスマスでお店が閉まっていて なんにも買えなかったことを思い出しました |
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スーパーマーケットでお土産のメープルシロップとメープルクッキーを買いました 自宅用に1Lのメープルシロップを手に入れました 鉄板ですが カナダと言ったらメープルでしょう! メープルシロップは5.99ドル お土産屋さんで買う値段の半分でした。 メープルクッキーは3.99ドル 思わずたくさん買っちゃいました。 |
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お土産屋さんでこんなかわいい靴下を見つけました 孫へのお土産です |
イエローナイフで3回目のオーロラ観賞の日です
雲は薄くかかってどんよりしていましたが
場所によって星が見えそうな空です
昨日よりも期待してもいいかも
期待を込めて丘にも上がってみましたが 雲はなかなか晴れません
ロッジに戻ってココアを飲んでいると
「わたしオーロラツアー9回目なの」
と言われるご婦人と話しました
我々と二回りほど年が離れているということなのに
むっちゃ元気で感心しました
いろいろ大病もされたそうですが、
楽しむ気持ちは忘れない。。。
自分もそうありたいと、話していて勇気をもらいました。
そうこうしていると夜の11時が近づいてきます
スタッフによるアイスショーが外で始まります
いつもなら気温はマイナス20℃に迫り Tシャツもタオルも瞬時に凍りついたり 投げ上げたお湯が氷の結晶になったりと極限の世界でのショーなのですが この日はマイナス4℃ 冷凍庫よりも温かい環境です それでもバナナや杏仁豆腐で釘打ちをすることができていました がんばった若いスタッフにかんどー ICEショーに参加しました |
ふたたびロッジに戻って帰りの時間まで過ごそうとしていたときです
なんだか外が慌ただしくなってきました
オーロラが出現したようです!
急いで外に出てみたら
肉眼では白い雲のような幅広のラインが浮かんでいました
この日初めてのオーロラでした
この日に出現したのはこのわずかな時間で
さらに肉眼では色が再現できないほどのスケールなのですが
3日いたら出現率90%以上というふれ込みはこの規模のオーロラもカウントされています
オーロラを見に来た人が再度リベンジを試みるのは
残念オーロラ症候群(造語)なんだと理解しました
昨日のお土産DAYが日曜日のため十分な成果をあげることができず
買えなかったものを改めて買いに来ました
3日間街を歩いた相棒は(私も歩いてはいるのですが…)
すっかり土地勘が付いたようでさくさく歩いていきます
ダウンタウンは碁盤の目のようになっているので、
店の並びを覚えるのは簡単でした。
というのは嘘で、私の場合はトイレを探してうろうろすることが多かったので
必要に迫られて覚えました。
外国には殆ど公衆トイレはなく
トイレをレストルームという人もいればウォシュルームと言う人もいて
なかなか通じない時もあったけど、
親切にトイレの前まで手を引いて連れて行ってくれたご婦人には
感謝の言葉もありませんでした。
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カナダのお土産屋さんで見つけたメープルビスケットです やっぱりスーパーマーケットが安い あたりまえか |
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バラ売りもありました |
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さすがお土産のメープルシロップ ビンもおっしゃれぇ 値段もたっけー |
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常温保存のサーモンスライスはここにありました スーパーでは缶詰か冷蔵保存のサーモンしかなかったので 改めてここで買い込みました |
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娘のだんなさんに大好きなチョコレートも! |
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お酒屋さんは11時からだったので また引き返してアイスワインとビールを買い込みました |
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じゃーん ウールの靴下は自分たち用 でかいメープルシロップは1リットルサイズ 細長い箱はアイスワインです 凍ったままのぶどうから搾汁してつくるワインを アイスワインというそうで 梅酒に近い味がします |
こんなに買い込んだのはペルー以来です
みんな喜んでくれるといいなぁ
人気の犬ぞり体験には興味がわかなかったのですが
スノーシューで林の中を歩き回るこのオプショナルツアーは大好きで申し込みました
犬ぞりの体験ツアーが終わるまでスノーシューツアーは始まらないようで
それまでフリータイムでした
これは斜面に造られたスノースライダー 二人乗りのチューブで滑ります もーやるしかないでしょー |
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後方の黄色い紙には「全て自己責任で!」 と書いてあります チューブを持ってスロープの階段を上がって ようやくスタート位置に着きます 結構こわい いってきまぁす |
1回めは様子がわからず氷の斜面でお尻をしこたま打ち
二人で激痛に悶えましたが
マシュマロタイムを挟んで全部で6回滑りました
昨日話した85歳のおばあさまも滑っていらっしゃいました。
すごぉい。
やってみよう!!
という気持ちは年齢じゃないんだな。
さあ
スノーシュー体験の始まりです
これが売ってたら間違いなく買って帰っただろう
現地の昔ながらのスノーシューです
丈夫な木と動物の腱からできているそうです
ストックは木の一本杖 分厚いスノーブーツにスノーシューを皮で結びつける そんなイメージです ガイドしてくれたスタッフの歩きがぎこちなく スノーシューがそんなにメジャーじゃないんだと感じました 動画へリンク |
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コースはオーロラビレッジを取り囲む林間コース ゆっくり歩いて45分くらいです もーこれが大好きで ついつい参加者の先頭を歩いてしまいます ムースいないかなぁ |
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体感的にはあっという間に湖が見渡せるムースの丘に 着きました ここは初日にオーロラに襲われた丘です いい天気! いい景色! |
ツアーが終わって少し時間があったので
MUSKOX(じゃこう牛)の丘に行ってきました
眼下には永久凍土
そしてシラカバの林の奥に大きな湖が見えました
こういうの大好き!
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人気のバーガー屋さんで夕食をとりました バッファローバーガーとホワイトフィッシュバーガーです どちらもむっちゃおいしー この頃になってやっと 部屋の中は薄着、外には極暖上着 の鉄則が身につきました。 地元の人が多く訪れるこの店の雰囲気が好きでした。 |
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隣の酔っぱらいはうるさかったけれど 何を言っているのか聞き取れないので気にもなりません 雰囲気のあるいい店でした ビールが地元ビールでむっちゃうまい! |
イエローナイフで最後のオーロラ観賞の日です
朝から天気予報と雲の様子とにらめっこでしたが
夜になるにつれて次第に雲がなくなり始め
夜のオーロラビレッジに着くころにはすっかり星が出ていました
最終日に神様が微笑んでくれるかもしれない
胸いっぱいの期待を込めて
湖の上まで歩いて三脚と椅子をセットしました
自分は南を 相棒は北を向いてじっとその時を待ちます
待ち始めて一時間
どんどん空気が冷えてきて
じっとしているのが苦しくなるくらい体温を持っていかれました
星は天空に光っているのですが肝心のオーロラ現象がおきません
3つの条件が揃うって本当に難しいことなんですね
ロッジで休憩しているとスタッフが慌ただしく入ってきました
たった今
オーロラが出現したそうです
いそいで支度を整えて外に出てみました
いたぁ!!!
湖の東側にはっきりとオーロラが出現しています
改めて椅子を取り出し
湖に座ってオーロラに見入りました
オーロラはどんどん活発になり
広がりながら色を変えていきます
赤いカーテンが揺らめきながら横に広がっていくのが肉眼でもよくわかりました
もーさいこー
結局4回のオーロラチャンスで3回オーロラに出会うことができました
最初のオーロラは動きが活発で大きくて
スタッフの萌依(めい)ちゃんは「自分が見たオーロラの中で最高の3つに入る!」
と言っていました
2回めのオーロラは
うっすらと
でもがんばって出てきてくれた感じがして
オーロラツアーの難しさを体感できたオーロラでした
そしてこのツアー最後のオーロラは
静かに広がりながら赤いカーテンをまとっていく
肉眼でもはっきりと色がわかる雅(みやび)なオーロラでした
オーロラは一つとして同じものがないこと
条件がそろわないと現地でも見ることはできないこと
オーロラを見ることができる
そのこと自体が奇跡に近いこと
だからこそ
人はこのオーロラに魅せられるのでしょうね
今回の奇跡も相棒と共有することができました
マチュピチュもそうだったけれど、
素晴らしい景色は写真でも見れる。
でも、それをこの目で見れることの幸せ。
オーロラも写真で見るような色とりどりのオーロラは肉眼では見られない
ということが分かったけれど、
でも、だからこそこの目で今見ているオーロラが本当のオーロラ
ここまで来れた幸せ
一緒に見ている幸せ
神様に、家族に感謝です。
イエローナイフ空港を朝7時に出発して
日本時間で3月5日の午後4時に帰国する予定です
5:27 イエローナイフ空港のチェックインターミナルです 出国チェックはバンクーバー空港だろうと思っていたのですが 結果的にここが出国チェックカウンターでした おかげでエドモントンで飲もうと思っていたビールは没収され なぜだかフラスコに詰めたスコッチはPassしてしまいました お国によって出入国の基準やシステムがちがいます そしてサンドイッチは持ち込めました うーん 基準がわからん |
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予定時刻を30分過ぎてようやく飛行機に乗り込めました 滑走路の路面は真っ白に凍結しています 日本国内の空港だったら閉鎖レベルなんだろうなぁ 砂利が撒かれた手作りのルートで飛行機のタラップまで歩いて乗機しました |
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7:34 いつまでたっても動き始めません ついには主翼に融雪剤を吹き付け始めました ここの遅れがこれからの移動に影響してきます 空港のショップで朝食を買う余裕なんてありませんでした ホテルで作ったサンドイッチが大正解! さすが相棒 機内サービスのジュースを飲みながら ゆっくり朝食をとることができました ![]() |
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12:33 バンクーバー空港の出発ゲートです 来るときはバンクーバーからイエローナイフまで10時間かかりました 帰るときは5時間です これは時差ではなく乗り継ぎのタイミング いやぁ エドモントンでもバンクーバーでも走った走った |
ほぼ予定通り3月5日16:00
成田空港に到着しました
周りの会話がほとんど耳に入ってくることが不思議な感覚です
あっという間に通関して日本に降り立ちました
ペルーの時も今回も
「帰ろうか」
と、相棒と会話をかわしました
思いを残すことがないほど
充実した時間だったのだなぁと思います
海外に出て思うこと
国民性ってすごいです
いろいろなところで迷惑をかけている でもそれに気づいていない国の人たち
会ってなかったことにしようと会話から離れる国の人たち
とにかくコミュニケーションをとろうと諦めず会話を重ねてくる国の人たち
そして今回
決して行き過ぎるフレンドリーさはないのだけど
ジェントルマンを地で行えるカナダ人の国民性
これから自分が生きていくための指針になりそうです
飛行機の遅滞を懸念して
成田に
3月5日に帰国したのですが成田近郊のホテルを予約していました
早割りがはまって二人で国民宿舎より安いかんじ
成田空港からの無料送迎も含めて二人で5600円
日本はいい国です
次の日は
ジブリ美術館でぇす
ここは、娘がとってくれました。
お母さんも見てほしい。
娘のやさしさがうれしくて・・・
いろんなデッサンを見たり映画の作成過程を見て
改めてジブリのすばらしさを実感しました。
ありがとう
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JR成田駅から快速で東京駅まで向かい 中央線に乗り換えて吉祥寺で降ります この乗り継ぎも結構タイトでしたが おかげで9:30には吉祥寺に着くことができました JR吉祥寺のコインロッカーではどこも現金が使えず荷物を預けることができませんでした バスの支払いシステムも最初よくわからずあたふたしましたが、なんとか10時開館の列に間に合うことができました |
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自分は2度目のジブリ美術館 いつか相棒と一緒に来ようと思っていたので その思いが叶ってよかったです |
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美術館の屋上には ラピュタ城の奥深くにある石板がありました 「よめる!よめるぞぉ」 と言っています |
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実物スケールのロボットにも出会えました この美術館は宮崎駿作品が大好きな人たちにとって まさに聖地です 娘や孫へのお土産も買って帰路に着きました |
15:30羽田発に乗って宇部空港に到着しました
2月28日に日本を出発して一週間
夢が叶う本当にいい時間を過ごせました
今回のカナダ旅行用に新しく買ったものは
折りたたんで携帯できるお箸でした
それしか買っていないのにこの旅行に持っていくことを忘れてしまっていました
がーん
オーロラを写したこのカメラは以前カメラのキタムラで3000円だったかな
中古カメラで「ほぼおもちゃですよ」と念を押されて買ったカメラでした
今回の旅行で役に立つとは思わなかったけれど何とかなるもんです
ポスターでは色とりどりのオーロラですが
実際はこんな感じに見えています
心ゆくまで目に焼き付けました
これからしばらくはシルバー人材センターでお仕事をしながら
まだ行っていない日本の山を巡ります
海外で行きたいところはあと一つかな
叶う気がするのではなく
叶えてしまうんだと思います
今回の旅行で出会った人々
いろんな旅をして、でもまた次の旅を夢見ている
次はどこに行こうかぁ。
そのわくわくが元気の源です。