海抜0・0合目からの富士山
往復

9/2(月) 須山浅間神社標高 600m~水ヶ塚公園標高 1500m (徒歩)


タイム   5:11(休憩22分)
 距離  11.6km
 のぼり  899m
 くだり  29m

始まりは、須山口登山歩道 須山浅間神社から水ヶ塚公園

本当は、海から出発したかったのですが、
台風で変更を余儀なくされ、9/3しか山小屋がとれなかったので
山を先に歩きます。
距離も長く、標高差もけっこうある。

今回は4日かけて、3776mを往復します。
ゆっくり歩き始めよう。
昨夜は雨
雨の音を聞きながら、車の外でぬれている自転車を憂い
次の日の登山を心配し・・
  目が覚めたら雨は小康状態
でも天気予報は雨

雨も山
歩きはじめましょう。 
自転車を水ヶ塚公園にデポし
車で須山浅間神社へ移動
神社北側のトイレ付きの立派な駐車場に車を停めさせてもらい
神社へ。

荘厳な歴史を感じる神社に手を合わせ
今日からの挑戦の安全を祈らせていただきました。
 須山浅間神社

須山口登山道の起点となる神社で、樹齢400~500年といわれる杉の巨木に覆われ、境内は神聖な雰囲気に包まれている。
景光天皇(110年の時代日本武尊が蝦夷征伐のとき、この地を訪れ創起し、のちに欽明天皇の時代552年に蘇我稲目が再興したといわれている。
いずれにしても古くより、「富士山」をご神体として仰ぎ奉っており、度重なる噴火とも関連し岳神の霊を慰め奉ったのが始まりといわれている。
祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめみこと)で、縁結び、子宝の神といわれている。
平成25年に世界文化遺産「富士山の構成資産」として、登録された。

参照: 裾野市観光ホームページ 富士山登山と須山登山口
  しばらくは住宅地の中を歩きました。
曲がり角ごとに須山口登山歩道の看板があり、迷うことはありません。
2度ほど車道を横切った後、広場があり
そこから山道が始まりました。
ほぉ~
思わず声が出ました。
林の中に続く素敵な道
富士山にこんなところがあったなんて・・

私も相棒も
溶岩の山富士山の登山道のイメージしかなかったので
正直驚きました。
  この 大きな林道に出る前
目の前をかわいいうり坊たちが
4~5匹横切っていきました。

お母さんがうり坊たちの前を歩いて去った後だったことを信じ
祈りながら通りました。
忠ちゃん牧場からは一時車道に出ました。
雨予報だったのに、太陽の日差しが強くてびっくり
早く山に入りたい・・
富士山資料館を過ぎると、ようやく山道へ。
ほっとしました。
やっぱり山がいい・・

右側には陸上自衛隊の演習場がありました。
明治のころは陸軍演習場になっていたことを思い出しました。

以前岡山県の広戸仙・滝山に登った時に
陸上自衛隊の日本原演習場が近くにあり
始終爆音が鳴り響いていましたが、
ここもひっきりなしに聞こえてきました。

   
弁当場
源頼朝の富士の巻狩りに関係した地名で、当地では数少ない湧水があり、、この場所で弁当を食べたと伝えられているそうです。  
少し広くなって分かりづらいところもありましたが、
ピンクのテープが導いてくれました。


これは
サルオガセ という地衣類で
霧がかかるような環境の森林の木に着生するそうです 
 
森の中には不思議な植物も‥
赤いカエンダケは山口でも見たことあるけど、
あとは???  


ハナゴケ と呼ばれる地衣類です
育つのに時間がかかり 一年で数ミリしか育ちません 
 

バンダイキノリ
産地の樹木上に生ずる樹上地衣類でブナに好んで着生します
おいしいようです
沼に出ました。
天気予報とは裏腹の晴天
ありがたい・・
ぐりんぱ遊園地が見えてきました。
ゴールも近い。
このフェンスの向こうはゴルフ場になっていて
ゴルフボールが登山道にもたくさん落ちていました。
飛んできたらやばいでしょ。
水源地
ここから水ヶ塚という地名が生まれたそうです。
6時半ごろ歩きはじめ
12時前に車道に出ました。

本当に素敵な道でした。
この須山口登山歩道はあまり知られていないようですが、
富士山の新しい魅力が体感できるこの道を
是非もっと多くの人に歩いてほしい。
そう実感しました。
車道に出てから水ヶ塚公園までは数分。
水ヶ塚公園に戻って、昼食。
さぁ、復路は自転車で‥


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9/2(月) 水ヶ塚公園標高 1500m ~ 須山浅間神社 標高 600m (サイクリング)へ続く