鯛ノ巣山

1026.3mm


              古事記によればイナザギ命とイザナミ命がこの地に降臨され、イザナミ命が身ごもられました。
このお産をする際に七日七夜岩穴に籠られ、お産をされたと伝えられます。
このときお生まれになったのが、天照大神、月夜神、スサノオノミコトです。
この「めでたい」をとり「鯛ノ巣山」と名づけられました。


-奥出雲観光協会 紹介文より-


夏はなぜか忙しい…
気がつくともう夏休みも残りわずか…
個人登山に一つも行っていない・・

一つくらいは、中国百名山に行きたいね

釣りに行って
大切な用事を済ませて
16時に光を出発。
19時に鯛ノ巣山登山口の駐車場へ。
トイレもきれいで駐車場が広い。
でも、山奥感が半端ないので
道路際に停めさせてもらいました。

その夜は釣ってきたイワシの刺身と
キジハタ鍋。
最高でした!!
次の日は雨の予報だったので、
朝6時に歩き始めました。
7月終わりの山から3週間近く
山を歩いていません。
歩けるかなぁ。
ちょっぴり不安。
でも、ぶち楽しみ。
20分ほど林道を歩きます。
途中マムシさんににらまれてしまいました。
すみません。
お邪魔します。
周回コースなので、ここが分岐。
右手に鯛ノ巣登山口の看板があります。
クマ出没の看板もあったので、
ちゃんとクマ鈴
??
なぜかない。。。
前回のキャンプの後どこにしまってしまったのでしょう。
相棒に貸してもらいました。
このコースの至る所に面白い岩がありました。
苔むした岩に太古の昔を感じます。
森のマイナスイオンがすてき
でも、スズランテープに惑わされ
危うく道を間違えるところでした。
おかしいと思ったら、分かるところまで引き返す。
登山の鉄則ですね。
クマさんにも大声でご挨拶をしながら
結構登ったと思ったけど、
まだ三合目。
ここから九十九折りで結構きつい登りが続きました。
雨雲が降りてきているのか、霧?

そして、コウモリ岩へ。
  
 
 霧に包まれた姿は幻想的
というよりここは神の世界に迷い込んだよう・・・
赤い突起の不思議な植物
相棒が名前を知っていました。
カエンダケというそうです。

帰って調べたら
致死量わずか3グラム
極めて猛烈な毒を持つ毒キノコなのだそうです。
怖い~
急登が続きます。
もう、クマさんにご挨拶する元気もなく
黙々と歩きます。
 
 そして山頂へ。
 
 下りてきた雨雲で、残念ながら何も見えず・・
でも、615m上がりきった達成感は半端ない。
野菜ジュースで乾杯!!

ドンドン汗をかいた体が冷えるので
とりあえず栄養分を補給して下山開始
登りがきつかった分
下りが長い
下りの方が足にくるので
100歩で休憩しながら
ゆっくり進みます。  
どれだろう?
丸太の足場
おもしろいね
 
 岩の上にどっしりとそびえる木
根っこなのか、岩なのか分からないほど
一体化していてすごい。
 そして大滝へ。
もっと、大きかったのですが、
伝えきれないのが残念。
休憩も含め4時間半で無事下山。

歩けたねぇ。
歩けるよ。
お互いの健闘をたたえつつ
温泉でとけて
今日も一緒に乾杯できる幸せ…

いつもありがとう。

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