「雪山に行こう！」と計画していたのですが、
突然のハプニングで、相棒はお仕事へ。

すっかりお山モードになっていた私は、
迷いながらも
この山ならクマもいないし、近いし‥
上関に向かいました。

	前回同様相ノ浦集会所に車を停めさせてもらいました。
急坂を上り報恩寺をまずはめざします。 振り返ると、もう海が眼下に。
	小さくて見落としそうな白い看板から左折すると 右手に登山口がありました。
	テープがあるので、 安心感はありますが、 そうでなかったら ちょっと迷いそうな道です。 そしてかなり足場が悪い。。。
	久しぶりの一人登山は 心細くて クマ鈴だけでは心もとなくて 最初は大声で歌っていたのですが、 あまりに急登の連続に声も出なくなって、 そうだった。。 この山は 海抜0からの500ｍアップだった。 いい汗をかいて 息も切れ切れ登っていくと 車道と合流します。
この車道を奥に詰めていくと 突き当りに山頂 登り始めから1時間5分 展望はありません。 本当は、ここで昼ご飯 と思っていたのですが、 ひとりでたべてもねぇ。 しかも、水滴が顔に。。 えっ、今日晴れだったよね。
急ぎ足で、車道を下りて白雲稲荷大明神へ。
	H23
鳥居をくぐりながら降りていくと神社がありました。 大分古くなっていますが 中はきれいに整頓されていたので、 お参りする方はいらしゃるようです。 両手を合わせて祈るのはいつも一つ。 家族のこと。
	ぽつぽつ顔に当たる水滴が気になって 非常食だけ食べて下山。 登りが厳しい山は、下りも厳しい。 ゴロゴロ岩に 枯葉の下に隠れた浮石、木の根。 何度も、滑りそうになります。 慎重に慎重に下りていくのは 結構疲れました。 相棒とは絶対に来てはいけない山です。
下り始めて40分。 アスファルトの道が見えた時はほっとしました。
	昔は、一人で登るのが当たり前だったのに‥ 最近は、いつも誰かと一緒だったので、 1人で登るのが こんなに心細くて、味気ないなんて。。。 やっぱり誰かといかなくちゃね。