龍護峰に登っちゃった!

山口県美祢市秋芳町
R2.9.22


右膝の粉砕骨折から2か月が経ちました。
平地はそれほど問題なく歩けるようになり、階段の上下の練習を始めました。
そしてシルバーウイーク!
「お山にのぼろう!」
相棒の提案に半ばびっくりしながら、久しぶりの龍護峰に登ることにしました。
相棒がついていてくれたら安心です。
普段だったら
1時間もかからずに山頂をとって
下山も含めて2時間もかからないルートです。

今回は登り1時間半
下り2時間の予定(覚悟)です。
両膝をサポーターで固め、
2本ストックで歩きます。
秋吉台家族旅行村のテニスコート横から
直登ルートを登り始めました。
思いがけず
階段・・・

緑のきれいな登山道ですが
足元だけを見てゆっくりゆっくり
登っていきます。
木立の中に
整備されたきれいな休憩所がありました。
木漏れ日の
美しい登山道です。
木立のルートはここまでです。
この先は
太陽の下を登っていきます。

リハビリの膝には不安定で
なかなか厳しいコンディションでした。
でも、動かすって大事!
リズムよく足を前に出すことが
できるようになっています。
季節はいきなり秋になりました。
ススキが風に揺れています。
振り返るとカルスト台地が見えます。
石灰岩が
独特の景観をつくっています。
目の前が
目指すピーク「龍護峰」です。
山頂直下
石灰岩がごつごつと顔を出しています。

歩くスピードは速くはないけれど、
じっくりじっくり
一歩一歩
きっちり一時間で到着しました。
これは感動でした。
相棒がずっと後ろを歩いてくれて
ずっと気を遣ってくれていました。

さあ!下りだ!

ボルトの入った膝に
下りはなかなかハードです。
山頂直下の石灰岩を乗り越えて
ストックを突きながらゆっくりゆっくり下っていきます。
直登で登ってきた鞍部から
お鉢山が見えます。
お鉢山ピークです。
お鉢山ピークからは
カルスト台地の独特の景観が楽しめます。
ドリーネがいっぱいです。

お鉢山からの下りは
膝に厳しい下りでした。
一歩一歩
踏ん張りながら下りました。
ところどころ
小さな森が現れて
目を楽しませてくれます。

この世界観が好きです。
振り返ると「お鉢山」
龍護峰から下り始めてだいたい1時間です。

下りに膝が慣れてきた自分がいて
驚いています。
ここから木立のルートです。
トトロのトンネルのような
素敵な木立のルートへの入り口でした。
何でもない浮石や小枝が
バランスを崩します。

でも、しっかり歩いている自分がいました。
相棒がずっと支えてくれました。
登山道の出口です。

歩き始めは 8:50
到着が 11:30

往復2時間40分です。
3時間半の予定を大幅に上回り
無事に下山することができました。

やればできる!
相棒に心から感謝です。

これからもじっくりリハビリに取り組んで
一年後は自分が相棒を支えて山登りをしたい!


この日は
秋吉台家族旅行村のオートキャンプ場を利用しました。
家族連れで賑わっていましたが
ゆとりのあるサイト設定でとってもゆったり過ごせました。
風が強くてタープが張れず
風を避けて芝生の反対側でバーベキューをしましたが
プライベートカルスト台地が後ろにあったりして
とても素敵なサイトでした。

アウトドアレポート