琴引山

島根県飯南町頓原
R2.7.5


梅雨の晴れ間
久しぶりにのんびり登山にやってきました。
下関から約5時間
車移動も楽しい旅行です。
 目的の山に近い道の駅は違うんですが、
向かう途中この道の駅に出会いました。
赤来高原道の駅です。とってもシンプルな道の駅ですが、
建物の中にトイレが開放してあり、情報誌も充実していて温かい感じのする道の駅でした。
 ここに泊まって(仮眠して)、朝7時前に出発しました。

心配していた雨は、すっかり上がっています。
薄雲の間から、青空も冷え隠れしていました。
今日はいいコンディションになりそうです。

琴引フォレストパークスキー場に向かう道の途中
太陽の光が幻想的な景色を作っていました。


琴引フォレストパークスキー場です。
ここから琴引山への登山道が始まります。
「いがいに楽しい!フォレストパークスキー場」
このキャッチフレーズが気に入りました。
登山道路はしっとりしていて本当に気持ちのいい道でした。
雨上がりの澄んだ空気で
マイナスイオンのシャワーです。
相棒の情報です。
この山ではこの川を利用して
沢登りの企画もあるようです。

この岩は「十畳敷」と名付けられていました。
緑が本当にきれい。
目を奪われて足が止まってしまいます。
ヤマアジサイの群生に出会いました。
いくつかの色があって
道々目を楽しませてくれました。
所々小さな滝が現れます。
マイナスイオンのシャワーです。
奥から差し込む光に照らされて
緑が本当にきれいです。


目を楽しませてくれたアジサイです。
最初は「コアジサイ」だと思っていたのですが
このアジサイは「ヤマアジサイ」でした。


山頂に近づいた林間にある「大神岩」です。
琴引山の由来にある
「琴」が隠された岩の一つだと言われています。
部屋一つ分ありそうな大きな岩です。
山の斜面にしっかりと根を張って
大木が息づいていました。
ここは
琴弾山神社への参道です。
苔むした参道を登っていきます。
ゴルジェの奥に琴弾山神社が現れました。
不思議な感覚です。
この参道は「産道」を表しているとされています。
毎年9月23日のお祭りに子どもを背負って登ると
子どもの厄が払われるそうです。
琴弾山神社からほどなく
琴引山山頂に到着しました。
山頂には大きなケルンが積み上げられていました。
あいにくガスが上がっていて
しばらく展望はなかったのですが
次第に雲が切れてきて
展望が開けてきました。

眼下にフォレストパークスキー場が見えます。
ここまで本当に気持ちの良いコースでした。

ここで、かわいい花に出会いました。
ほんの数センチメートルしかない
コアジサイです。

琴弾山神社の由来です。
ロマンです。

しばらく山頂を楽しんでゆっくり下山しました。
今回は山登りだけではなく、写真を撮ることにも挑戦してみました。
気になった景色をカメラに収めながら
ゆっくりゆっくり下山しました。

ここでお祭りをするのかなぁ。
山頂直下に広場がありました。
琴弾山神社の全容です。
神社から見上げる空がきれいでした。
木漏れ日が森を照らしていました。
フォレストパークスキー場まで戻ってきました。
傾斜の緩やかなファミリー向けのスキー場ですね。


オカトラノオと信じて疑わなかったこの花は
アカショウマ
というユキノシタ類の花でした。
きれい

琴引山から下山したらまだまだ時間がありました。
せっかくだからコトコト k-ai の旅です。

ここは圧巻でした。出雲神社の大しめなわを実際に作っているところです。

次に行ったところは山陰の尾瀬
赤名湿地性植物群落です。
いろいろなかわいい植物に出会いました。

オカトラノオ
ノハナショウブ
クサレダマ
リュウキンカ
これが見たかった
ヒツジグサ
ホタルブクロ

世界最小の幻のトンボ
「ハッチョウトンボ」
には出会えませんでしたが
とってもいい時間でした。

この山登りは大好き!
往復10時間の移動でしたが
週末を満喫することができました。
また行こう!
今度はどこへいこうか。


アウトドアレポート