まさかの台所原

H29.3/11.12
恐羅漢


まさかというのは、3月のこの時期に寒波がやってきて、溶け始めた根雪に数十センチ新雪が積もったのです。
昨年は、明日の13日に恐羅漢はクローズしました。
金曜日の夜から恐羅漢にやってきて、2日間雪と戯れました。
立山の第一リフトに一番に乗り込みました。
カチカチバーン!
外エッジが入ってぶちコケた右のお尻がまだ痛いのです。
一時間程度で雪が緩んできます。
靴ひもを締めなおして立山第3リフトに乗り込みました。
立山最上部です。
ショートターンとジャンプターンを練習しました。
なぜなら、コブを滑りたいからです。
そしてやってきましたカヤバタゲレンデ。
しっかり成長した2レーンのこぶがあります。
コブをずらして直線に落ちる!
ビデオでイメージした攻略法ですが、
深くて狭いコブでは板がたわんで足が斜面につきません。
どこでターンを入れたらいいのか、
今まで以上にわからなくなってしまいました。
それでもコブに入り、最大2つコブを越えることができました。
あきらめないことが攻略の秘訣だと信じて、
何度もリフトに乗り込みました。
限界を感じてゲレンデを変えます。
国設ゲレンデに来ました。
可能性があるなら行こうと考えていた深入山は、
表面が現れ始めています。
仲良くなったSADAさんは、
台所原を勧めてくれました。
ヒエバタゲレンデはチャンピオンコース。
斜度が強いアグレッシブなコースです。
2人はあえて悪雪を選びます。
すべては山のためです。
Sadaさんが進めてくれた台所原に向かいます。
雪はよく締まっています。
山頂まで続くコースは圧雪されていました。
ツボ足も多くあります。
山頂にはかわいい雪だるまがありました。
来るたびに顔を変える山頂です。
この時期に積雪はしっかりあります。
景色がすごくいいです。
四国の石鎚までは見えませんが、
中国山系がはっきり見えます。
相棒は下りに備えて靴ひもを締めなおしました。
この差が下りの差になったのかな。
新雪と言っても春の雪です。
しっかり重い雪で板が沈みます。
前後差を十分とって深い姿勢でターンをします。
お・・・重い・・・
台所原です。
今シーズン2回目かな。
大好きないい場所です。
ここでキャンプもいいなぁ。
ここから山頂まで登りなおします。
これがきつかった・・・
楽しいので気持ちは折れないのですが、
体力が折れました。
右足のたいきくんがいろいろうったえます。
山頂到着16:05分
相棒と話して稜線をいくことにしました。
もうリフトはありません。
深雪なら経験があるのですが、
凍り始めた雪面を砕いて進むクラッシャーバーンです。
無理せずキックターンでつないで古木まで来ました。
どんな雪でも進むことができるように、
ゲレンデの練習があります。

温泉に入りに行って温まりました。
飲み物をとことん我慢して、恐羅漢帰ってビールで乾杯しました。
いい時間です。
2日目の車中泊でさすがにバッテリーが切れました。

二日目
まずは立山。
暑くて暑くて、滑るたびに汗が吹き出します。
コブの攻略法を見つけました。
尾根を攻める!
谷に攻め入るスタイルがコブの攻め方ですが、
前後差をつけると狭いコブにはいられないテレマークです。
コブの高い場所をぬっていく、ふたコブテレマークを見つけました。
これなら、連続してコブに向かえます!
コブ記念日です!!
この世界は、80才代の夫婦がいます。
70才で1級をとったお父さんがいます。
60才代の夫婦が九州からきています。
自分たち50才台はまだまだはなたれ小僧です。
これが本当にここちよい!!
まだまだ楽しめそうです。



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