ふわふわパウダー恐羅漢

H29.2/11-12

天気予報では、マイナス36度の寒気で、西日本は大雪の予想。
行くでしょ!恐羅漢

お昼、娘と広島で待ち合わせ。
誕生日プレゼントにお鍋を買ってもらいました。
そして、恐羅漢へ。
この5ヶ月、三食欠かさず食事を手作りしている娘は、
持ってきたお弁当を、
父さん母さんは、ゆめタウンで買ったお弁当を車中で食べました。
本当に頑張っているね。

恐羅漢で滑り始めたのは、3.時半でした。
カヤバタが整備中ということだったので、
(実際は開いていましが・・)
立山、国設で練習しました。
母ちゃんin国設  なかよしペアin国設
そして、5時半からのナイターに突入です。 
雪が降りしきる中、ふかふか雪にテンションマックスです!!
   マスクはカチカチに凍ってしまい、視界はゼロ
でも、雪が最高なので
見えないターンを踏むことができます。
コラボテレinナイター  母さんテレinナイター
バーンがよすぎて、
終わるのがもったいない。
でも、カチコチになった体が、そろそろ悲鳴を上げています。
明日の早朝に備えて、7時過ぎに撤退しました。

そして、あったか〜いk-aiへ。
先週の釣りであげた
ブリしゃぶとブリの刺身。
お魚大好き娘の最高の笑顔がうれしい 
   
ほかほかの気持ちで眠りについて
夜中に目が覚めると、雪はどんどん降り積もっていました。
私たちより先に来て、持ち主が帰っていない車は
雪のモンスターと化していました。 
   
そして、朝5時。
早朝スキーにスタートです。
一晩中降り続いた雪で、ゲレンデに上がるだけで、
もう膝まで埋まってしまいます。
あまりに雪が深いからか、だれも来ていません。
恐羅漢で初めてのシュプールの全くついていないバーンを滑りました。
どこを滑っても、初シュプール。
完全なプライベートゲレンデ恐羅漢早朝は、初めてです。
ノンストップで、30分滑りまくりました。
 
空が少しずつ明るくなってきました。
夢を見ていたような素敵な早朝。

人も増えて、バーンも荒れてきました。
7時前、そろそろ限界かなぁ。 
早朝コラボ
最後玉砕して、変な画像になってしまいました。。。

7時.
あったか〜いk-aiに戻って朝ご飯。
そのまま、9時まで、爆睡していました
目が覚めて、再びスタートです。
しかし・・・
高校生の頃から十年近く使ってきた娘のプラブーツが
最高の早朝で、終わりを迎えました。
 急遽、母さんの皮ブーツにスイッチ。
突然の展開に不安を隠せない娘でしたが・・・
 芽衣ちゃん初皮ブーツ
なんだ、滑れるじゃん。
小学校に上がる前から、
おもちゃのスキーとクロカンスキーで
むりやり滑らされてきた娘の底力はすごい。
 あまりの大雪で、
大規模林道も、内黒峠も立ち往生した車で大渋滞。
スタッフを乗せた車が、到着せず、
動くリフトが2本だけという非常事態。
山頂に上がるリフト動くまで、しっかり練習しました。
10時半。山頂に向けて出発です。
気になるのは、カヤバタのスタッフの方の言葉。
「スノーシューでも膝まで埋まる今回の雪ですから、稜線にはいかない方がいいですよ。」
でも、シールをつけたらなんとか行けるかな…
と、出発しちゃいました。
歩き始めて、スタッフの方の言葉を実感することになりました。
とにかく、雪が深い・・
膝どころか足の付け根まで埋まる雪に負けて
板が沈むと、引き上げるのに一苦労。
一足、一足雪の中から足を救い上げなければなりません。
 一緒に歩き始めたロックスキーのグループと
ラッセルを後退しながら、何とか進んでいきます。
 
 ようやく山頂が見えた来ました。
すっぽりと雪に包まれていました。
 
 雪の中から標識を救出して記念撮影です。
 
 今季最高だった前回(1.28)の1m50cmをはるかに超えています。
 
 H27.1.2の家族旅行の時を思い出します。
 
雪って、なぜこんなに美しいのでしょうか。
全く違う世界にいる。
海の中と同じ感覚です。
下りは半分ラッセルで・・
一時間半のラッセルから生還したら、
ゲレンデも、不整地でした。

下界に降り切ったときは、体はギシギシ。
朝の大渋滞もあったし、早めに撤収した方がよさそうです。
お昼ご飯を食べて、雪かきをして、車を救出して、
まだ雪の降り積もる恐羅漢を後にしました。
ふかふかのプライベートゲレンデでふわふわになり
娘の笑顔でふわふわになり
娘が誕生日プレゼントで買ってくれた鍋で作った水炊きで、ふわふわになり、
体はギシギシだけど、本当に幸せな週末でした。

前回は、悪雪に開眼し、今回は皮ブーツに開眼したという娘に
「だんだん似てくるなぁ。」と父ちゃんと苦笑い。
いつまで一緒に行ってくれるかなぁ。

優しい娘に
そして恐羅漢にありがとう。

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