リベンジアンヌプリinニセコ

北海道ニセコ
H29.1/6-9

家族スキーのあと、恐羅漢はクローズに・・・
今年も、雪には恵まれないのかな。
そんな不安から、行ってしまいました北海道ニセコ
13年ぶりです。

まるで小学生のように、前の日からワクワクして眠れなかった二人。
朝ご飯も食べずに、朝早く出発しました。



空港に着くなり、プシュと開けてしまいました。
あまりにうれしくて、昼ご飯を買うのを忘れてしまいました。
この日の天候は快晴。
わたしんち丸のあるシーホース前の海が
はっきり見えました。
飛行時間は2時間。
雪に覆われた大地が見えてきました。
北海道だ!!
 
14時に新千歳空港について、15時発まであっという間。
なんとかお昼ご飯と夕ご飯をコンビニでゲットして、バスに乗り込みました。

ニセコ到着予定は、18時45分 。
ほんとに3時間45分もかかるのかなぁ。。。
あわよくばナイターを狙って、すでにスキーウェアの二人は、
気持ちがはやります。
宿に着いたのが、18時20分。
何とか最終の19時のシャトルバスに間に合いました。
20時20分の最終のバスまでリフト4本。
行っちゃいました。
   なつかしの卵リフト。子どもたちが大好きだったね。
一緒にワイワイ乗ったよね。
ここでも、子どもたちの面影を探してしまいます。

バーンはガリガリだったけど、
13年前は足がすくんで数本しか行けなかったダイナミッコースが
怖くない!滑れる!! 
それだけで来てよかった 
 
 
次の日も天気は快晴です。
美味しい朝食バイキングをお腹いっぱい食べて、
7:10シャトルバスに、一番で乗りこんでスキー場へ。
アンヌプリがくっきり見えて、ワクワクが止まりません。
ゴンドラ山頂駅まで一気にのぼりました。
高度感、景色の雄大さ
ここにこれた幸せをかみしめます。
10時からは、テレマークレッスンをお願いしました。
ポイントは3つ。

1 沈み込みと力を抜くメリハリをしっかりと
    ぎゅっ、ほわっのリズム

2 目線はしっかり谷を見て

3 自分の体位のズレを知る。
  ズレている側のお尻の位置に気をつける

さらに!
リクエストしていたこぶ斜面の攻略法。

1 ルーズなエッジで、頑張らない。

2 こぶを使ってターンのきっかけを作る。

3 とにかく谷から目をそらさない。

大友先生は褒めるのが上手でした。二人ともその気になりながら、あっという間の2時間が過ぎていきました。
宿に1時間帰って、昼ご飯をとった以外は、
教えてもらったことを形にしようと、滑りまくりました。

気が付くと、夕暮れがあたりを染め始めています。
夕方5時、バーンも凍り始め、細かな雪が舞い始めます。
気持ちはまだまだゲレンデにあるのですが、足が固まってしまいました…
今回の旅行は本当に贅沢でした。
よく飲み、よく食べ、よく滑りました。
かたくなった足を引きずってやってきたのは、ジンギスカン食べ放題のお店です。
おいしいジンギスカンのおかげで
もう一本滑ることができました。
7時の朝一のバスでスキー場に入り、
20時の最終のバスでスキー場を後にしました。
   
 四日間の旅行でも、滑れるのは中二日だけ。
今日が最終日になります。
行くのはもちろんアンヌプリ。
午後から天気が崩れる予報。
ゲートが閉まったらもう行くことはできません。
昨日と同じように、朝一番で山頂駅に上がります。
13年前は、ホワイトアウトで断念しました。
まだ、娘は小学生、息子は中一でした。
怖かったよねぇ。ごめんね。
でも、今日はみんなの分も登ってくるからね。
   シールを付けてガシガシ登っていきます。
最初は、視界が開けていましたが、
だんだんと強い風と舞い上がる雪で何も見えなくなってきました。
 40分ほどで、山頂に到着しました。
でも、数メートル先は何も見えません。
すごい風でふきとばされそうです。
手袋を外すと、途端に手がかじかんで、
こおりついた手袋に手を入れるのが大変でした。
帰りのバーンは氷の塊でした。
到底太刀打ちできずに、ターンを踏んでは滑り落ちながら
なんとか、生還することができました。
 氷の世界から何とか生還しました。
張り付いた顔とこわばった筋肉を溶かしに、ぱらだいすヒュッテに入りました。
13年前、同じように凍てついた心と体を癒すべく 、このヒュッテに入りました。
涙の跡も乾かない娘は、ケーキを食べながら笑ってくれていました。
今は、すっかり一人の女性になって、やんちゃな親を心配してくれる優しい娘です。
 
 昼ご飯を食べに一時間宿に帰って戻ったら、
先ほどの強風や嵐はどこへやら。
地元の人も、月に一度見れるかどうかというぐらいの快晴になっていました。
この3日間、一度も見られなかった羊蹄山がその全貌を見せてくれました。
 
 
 みんなみとれています。
 
 アンヌプリの藍。
これを見にやってきたのです。
 
 ゴンドラ山頂駅で初めてとってもらったツーショット。
なんか、いますか??
   
今回のスキー大きな収穫は、コブの魅力に取りつかれたことかな…
山頂からの不整地を声をあげながら降りました。

でも、夕暮れはいつの間にかひっそりと忍び込んできました。 
   
今回初めてのゲレ食はおいしかったけれど、
汗で冷えた体が、エネルギー切れをしらせています。
ありがとう。アンヌプリ。 
充実した3日間にピリオドを打ちました。
   
父ちゃんテレ   母ちゃんテレ
   
   
 次の日は9時半にバスに乗り、新千歳空港に着いたのが、13:30。
14:25に飛行機は新千歳空港を出発しました。
 
雲の上を飛んでいる。
当たり前のことだけれど、不思議な世界でした。
 
福岡空港に着いたのは17時。
家に着いたのは22時。
明日からまた、日常が待っています。
でも、素敵な景色が心の中に詰まって、またがんばれそうです。

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