カシミール3Dで作成
日曜日に予定されていた研修会が延期になって、土日あきました。
西日本は今季最強の寒波到来。
もう行くしかない!!
金曜日、降りしきる雪の中を恐羅漢に向けて出発しました。
朝には雪は止んでいました。 7時45分 1本目のリフトに乗りました。 |
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バーンは思ったより硬く、 時々はねとばされます。 でも、北海道で学んだことを生かそうと、 貪欲に攻めます。 |
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父ちゃんin立山 | |
この日天気は晴れ。 山肌がきれいに見えます。 |
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午前中、ゲレンデで練習したら 今季初の稜線へ。 |
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12/25山頂に上がったときはまだブッシュがいっぱいありました。 今回は |
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雪で覆われて、冬化粧の恐羅漢になっていました。 山頂は明日の楽しみにして、稜線を古木に向かいます。 |
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稜線に入れば入るほど、雪は深ふかふかになっていきました。 声をあげながら木々の間を縫って進みます。 |
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母ちゃんin稜線 | |
そして、今季初の古木との出会い。 お兄ちゃんの就職を報告して、 古木によろしくという妹の言葉を伝えて・・ ここに来ると本当にほっとします。 |
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この日のごほうびはまだまだクマザサが出ていて、 木々の間がせまく、難儀しましたが、 この風景の中を歩けることが本当に幸せです。 |
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雪に埋もれる幸せ。 かわべルートも、何度も玉砕しながら踏破しました。 |
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朝7時45分から始まった一日はまだ終わりません。 17時にいったん終わり、17時半からナイターに突入です。 |
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圧雪したばかりのバーンは、こんなに贅沢でいいのかと思うほどでした。 なんだか上手になったかも… そんな幸せな気持ちにさせてくれました。 |
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父ちゃんナイター | 母ちゃんナイター |
この日は林間を2本上がったので、思ったより汗をかいていました。 日が落ちて、冷たい風が吹きだすと、どんどん体が冷えてきました。 明日も楽しむために 11時間楽しんだ一日目にピリオドを打ちました。 そして、夜中待望の雪が降り出しました。 これは、もう行くしかありません。 5時の早朝にもチャレンジです。 |
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早朝。 降りしきる雪が最高のバーンを作ってくれました。 今までの中で、一番早い滑り、 そして自分がイメージしているフォームで滑れたような気がします。 |
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父ちゃん早朝 | 母ちゃん早朝 |
1時間早朝を滑り、シュプールのない立山を滑ったら 山に向けて出発です。 |
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昨日の午後 | 朝 |
雪はどんどん降り積もり、山を埋め尽くしていきます。 風が時折強く吹き、雪煙を舞きあげ、山の姿を変えていきます。 美しく、魅力的な顔から、冷たく厳しい顔へ・・。 |
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山頂の積雪は1m20cnでした。 降りしきる雪で、何も見えません。 止まると、あっという間に凍りついてしまいます。 すぐ旧恐羅漢に向けて出発しました。 |
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父ちゃんin稜線1 | |
こんな風景を見るのは久しぶりです。 あまりに雪が深すぎて、何度も通っている稜線も どこを歩いているのか分かりません。 ガーミンで方向をとりながら慎重に進みます。 |
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父ちゃん稜線2 | |
一歩一歩互いのシュプールを確認しながら、 ようやく旧恐羅漢山頂につきました。 シールを外すために、薄い手袋につけかえていると 寒さで手が動かなくなります。 |
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鞍部まで戻って、次は、台所原に向かいます。 少し離れると、姿が見えなくなってしまいます。 |
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母ちゃんin台所原 | |
ここで道を外すことは命取りです。 目印はなにもないし、深雪で山の景色は一変しています。 今まで一番緊張したナビゲーションでした。 何度も立ち止まっては、方向を確認します。 |
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進んでも進んでも同じこの景色。 違う世界に迷い込んだのでは・・と、不安になります。 |
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ようやく広場につきました。 心からほっとしましたが、実はここからが長い・・長い… |
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雪が風で飛ばされて、歩きやすいところもありましたが、 ふきだまりになっているところは、膝まで埋まります。 ラッセルを後退しながら、林道終点を目指しました。 |
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1時間後、ようやく林道終点につきました。 吹き上げる風が、所々に雪庇を作っています。 再び、シールを付けて上がったのですが、 相棒の手の感覚がなくなりました。 濡れることは怖い・・・ |
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天気が違うとこんなに違うのですね。 昨日とは違う古木の姿。 でも、出会えてよかった。 降りるまで見守っていてくださいね。 |
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ごほうびルートは、雪が吹き溜まりになっていて、 下りもすべて歩きとなりました。 板は完全に雪の中で自分の足がどうなっているのか分かりません。 膝まで埋まりながら、とにかく前に進むしかない・・ |
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ルートを外したのではないかと心配しましたが、 百本杉に出会えました。 知っている景色に会える。 それがこんなにうれしいなんて… |
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まつげは凍り付き、 汗をかいたゴーグルからはつららがぶら下がっています。 すさまじい氷の世界から生還しました。 |
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カヤバタのリフトを見た時は本当にうれしかった。 9時から上がり始め、14時。 とても、長い5時間でした。 |