高岳

1040.7m

2014.4.12
山口県阿東町


カシミール3Dで作成

去年の豪雨から9ヶ月。豪雨の傷跡が所々残っている阿東町。
今年、この山に子どもたちと登れるのか、新学期がスタートして疲れ切った心と体のリフレッシュもかねてやってきました高岳。。

いつもの駐車場。
川になった後は、えぐられていましたが、車は十分停められます。
  登山口手前は素敵な滝が流れていました。
ディップに最高!! 
1の沢。
小さな沢を渡ります。
沢を左手に見ながら歩きます。谷は、豪雨で流された石や流木が積み上がっていますが、十分歩けます。
1合目の先、道が崩れ、細くなっていますが、何とか通れるかな…
3の沢。水量が上がるとちょっと危ないかな。
大きな石がダムになって、その上に大きな木や石、土砂が山積みになっています。
こんな大きなものをたった一日で押し流す…
水の恐ろしさを改めて感じました。
踏み後はあり、迷う事は無いと思いますが、
倒木。がれた石。
慎重に歩きます。
4の沢。地図上では“沢2”と書いてあるところです。
どこを渡ったらいいか迷いました。
あまり上がりすぎると、危険度が増すので、
下の方で早めに向こう岸に渡る方が安心です。
よく見ると、向こう岸の木に小さな赤いテープがついています。
この水量ならロープが無くても渡れますが、
もう少し水量が増えるようなら、ロープが必要になるでしょう。
桐ヶ峠手前の谷。
谷間は流木と石で大きくえぐられ崩落しています。
ここで水がとれるのはありがたいですが、注意が必要です。
この谷を迂回し、古いロープがついている山際を通って
桐ヶ垰に向かいます。
桐ヶ垰。青いフラグがついたところですが、
地図上ではもう少し先です。
先に高岳の先鋒が見えているのにいったん下り、
その後に急登が待っています。
山頂。熊笹に囲まれひっそりと鎮座しています。
展望所。
遠くにかすむ十種ヶ峰を見ながらのあったかいコーヒー。
たまりません・・・
帰りは、ガレガレの道を慎重におりました。
かってクォーツバレーと呼ばれた場所への入り口。
去年は橋が架かっていたと思うのですが、橋は見当たりませんでした。
土砂でだいぶん底上げされていました。
ここも去年の豪雨の後が・・
子どもたちがディップしていた場所ですが、運ばれてきた土砂で残念ながらディップはできそうにありません。

至る所に豪雨の爪痕はありましたが、
姿を変えながらも山の静けさ・大きさは変わりませんでした。

膨らむ新芽や可憐に咲くカタバミの花に目を細め
どっしりと構える山の懐に抱かれて、
新年度スタートのストレスもほぐれていきました。

今度は仲間と。
そして、子どもたちとこれたらいいな。 
 

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