由布岳(豊後富士)

ゆふだけ(ぶんごふじ)
1583.3m
大分県湯布院町
H25.9.29


カシミール3Dで作成


由布岳のお鉢巡りが面白いという話を聞き、大分県までやってきました。
土曜日は、雨模様の中、山口から九州に向かい、温泉で命の洗濯。
天候の回復を祈っていたのですが、
日曜日も横なぐりの雨で、視界はほとんどありません。
登ることを、一時は断念したのですが、せっかくここまで来たのだから・・
天候の好転を祈りつつ、登ってみることにしました。
  
8:00正面登山口を出発しました。
荒天のためか、この時車は2,3台しかいませんでした。

草原を抜けると、自然遊歩道があり、ここから鶴見岳にも行けそうです。

 

道は整備されており、とても歩きやすかったです。
霧の中を進みます。

 

8:45合野越に到着しました。西登山口とつながっているようです。

 
合野越からはジグザクの登り道。
次第に岩がごろごろと出てきて、手を使って登るような所も出てきますが、そんなに急坂ではありません。 
   
 
トリカブトも咲いていました。 
マタエ手前
9:47マタエ着。西峰と東峰の分岐です。天気は好転どころか、台風並みの強風と霧雨。でもここまで来たら行くしかない。
 
西峰は岩登りとは聞いていたのですが、最初からくさり場でした。
足場はあるし、難しくはなかったのですが、なにしろ風が強くて・・・・。
強風にあおられないように。それが一番怖かったです。

西峰名物?障子岩。大きな岩をぐるりと回り込みます。風が縦横無尽に吹き荒れる中を進みます。
この後、ザイルをつなぎましたが、難所はここまで。後は、それほど怖いところはありませんでした。

10:20 西峰到着。展望はありませんでしたが、やり遂げた感は十分。

   
続いてお鉢巡り。展望が全くなかったせいか、すんなりと行けました。
四国の石鎚山の東稜からのコースを思わせるところもありましたが、足場はきちんとあるので大丈夫です。
 
11:20 東峰到着。相変わらずまったく展望なし・・
止まると、どんどん体温が低下するので、写真を撮るとすぐに下山しました。

山を下りながらたくさんのパーティとすれ違いました。
人気のある山は、たとえ荒天でも人を引きつける力をもっているのですね。

12:30正面登山口に降りてきました。
行くときには2、3台しか止まっていなかった駐車場がほぼ埋まっていて、観光バスまで停まっていました。
最後まで、展望は望めませんでしたが、次は緑の草原に出会いたいと願いながら帰路につきました。


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