砥石郷山・恐羅漢山
(といしごう・おそらかん)
1177m・1346m
広島県
H25.5.5
寂地・冠山のカタクリツアーで始まり、たいやきの大漁で盛り上がった今回の連休。 締めくくりは、やっぱり登山でしょう。 いつかは行ってみたいと思っていた、恐羅漢と稜線を同じにする「砥石郷山」に行ってきました。 同行者はめいちゃん。大学も休みでワンゲルの活動も一段落。一緒に山を登ってくれます。 |
前日に恐羅漢に向かい、キャンプ場管理等の正面の駐車場に車を置いて車中泊です。小さなキャンピングカーを手に入れてから、行動に余裕がでてきました。車の中で3人でお鍋を囲んで、朝までほかほかすごしました。夜の空は星があふれんばかりで、当日の晴天を約束してくれます。
AM 8:00 駐車場を出発 | 恐羅漢登山道を夏焼のキビレ方向へ向かう | カヤバタゲレンデのスイセン畑 |
天気は快晴で太陽の日差しを感じます。しかし、数日前に雪が降っていたという恐羅漢です。空気は冷たく寒いくらいでした。いつもは下ってきていた雪の登山道ですが、今回は土を踏みしめながら登っていきます。
8:15 登山道分岐 | もうすぐ夏焼のキビレ | 8:36 夏焼のキビレに到着 |
ここから先は、わたしんちにとって初めてのルートです。冬のスキーツアーの下見もかねて、ポイントを取りながらゆっくり登っていきます。大小のピークを越えて山頂に着きました。多少のアップダウンはあるものの、灌木も少なく、冬の重たい雪に埋もれてしまうと、雪原や雪の林間が現れてきそうです。次のシーズンに行くしかありません。
山頂の三角点を確認しました。まったく人のいない山頂は本当に静かでのんびりできます。先週の寂地と冠が人にあふれていたため、今回の山は新鮮です。
9:00 第一ピーク到着 | 9:20 山頂直下の沼地跡 | 9:22 山頂到着 |
砥石郷山山頂
1177m
砥石郷山を堪能して、夏焼のキビレまで引き返します。途中ひとりで登ってくる外国の女性に出会いました。
キビレからは面影のある斜面を見ながら、登山道を古木まで詰めていきます。冬の古木は雪原の中に雄々しく立っていましたが、春の古木は笹藪の中に立っていて人を寄せ付けない雰囲気がありました。藪をかき分けて古木に近づき、わたしんちメンバーの無事を報告します。
古木からはまっすぐ恐羅漢山頂を目指しました。いくつかある看板がいつもより高い位置にあるということは、いつもはここら辺は雪に覆われているということです。山頂の看板も背の高さより上にありました。
10:45 古木に到着 | かき分けて近づきました | 立派な木です |
11:15 灌木の中を進みます | 11:25 山頂が近づきます | ここからカヤバタ分岐 |
11:33 恐羅漢山頂
1346m
山頂の景色は最高でした。景色を見ながら昼食のカップヌードルを食べて山頂を堪能しました。
下りは、途中の分岐からカヤバタゲレンデへ向かいます。稜線分岐からゲレンデまではそんなに遠い距離ではありませんが、斜面がきついことと、リフト降り場の段差がいかんともしがたく、冬のルートにはなり得ないでしょう。
カヤバタゲレンデはさすがに斜面がきつく、滑らないように一歩いっぽ降りていきました。そろそろ膝が笑い始めた頃、ようやく緩斜面になってきます。緩斜面にはきれいなスイセンが花を咲かせていて、お花畑になっていました。お花畑の中を下っていって、登山口に出てきました。
12:30 カヤバタゲレンデ上部 | 12:40 冬場はコブ斜面 | 12:55 スイセンのお花畑 |
13:10 駐車場に到着しました。時間にして約5時間。延面距離7.7km。意外に手強い山でしたが、気持ちよく登りきりました。
砥石郷山から望む恐羅漢山です。