田床山

(たどこやま)萩市

372.8m

H22.3.8


カシミール3Dで作成

笠山を後にし、国道191号線に戻ると、松陰神社1kmの標識の所を左折。松陰神社に車を停め、懐かしい松陰神社にまずはお参りをさせてもらいました。中学校の修学旅行、そして大学のラリー以来。懐かしいな。
さて、登山口は・・と思ってきょろきょろしていると、観光案内の方が親切に声をかけてくださいました。
「女性一人だし、舗装路を上がられた方がいいですよ。」と勧めてくださいましたが、山道を歩きたいという思いを捨てきれない私に根負けした形で、道を教えていただきました。でも、よく分かっていなかった私は、遠回りをしてしまいました。

松陰神社 松下村塾跡
親思うこころにまさる親心
今日のおとずれ なんと聞くらん
松蔭が最期を覚悟して読んだと言われる歌
幽囚室
松蔭神社の城壁に沿って、神社右手の
住宅地の中の細い道を東に進みます。
目の前に田床山が見えます。この“吉田松陰生誕地”の石標から、坂を上がっていかないといけなかったのですが、東光寺まで行ってしまいました。
東光寺。ここで右折し、舗装路を登山口を探しながら
上がっていきました。
東光寺から十数分。舗装路が大きく右カーブして
いる左手に「田床山登山口」の標識がありました。
上がり始めて5分ぐらいの所にある草庵入口
ちょっと入ってみましたが、道はかなり荒れて
おり、先を急いでいることもあり、引き返しました。
谷を詰めていく道は、先ほどの笠山が勾配が楽だっただけに、きつく感じました。
息を切らして、顔を上げると、辿り着くべき鞍部が遥か遠くに見えました。

倒木が多くなってくると鞍部は近い 鞍部手前で、草庵入口にもかかっていた“田床山登山道 山道開拓団”の標識がありました。ここから、左右に道が分かれていますが、どちらに行っても同じ鞍部に出ます。
鞍部に上がると山頂広場、しらかば林とかかれた標識ありましたが、道は荒れていました。山頂へは南西への急登を上がります。
舗装路と合流 山頂にはテレビ中継塔が立ち並んでいました。

これから登る指月山

先ほど登った笠山

先ほどの舗装路まで、駆け足で降りていき、舗装路を戻っていると、左手に“吉田松陰墓及び墓所・吉田松陰生誕地”の標識。
ここを左折すると、まず、吉田松陰と高杉晋作のお墓があり、その横に田床山登山歩道入り口の道標がありました。
吉田松陰生誕の地の大きな石標から曲がってこの道を上がってきていれば、この道標に従って林道から、登山口につながっていたのでしょう・・

多くの幕末の志士を育んだ吉田松陰。今この世の中をどんな目で見ているのでしょう。
                  18分      12分      25分    10分
            松陰神社 → 東光寺  → 登山口 → 鞍部  →  山頂   1時間10分

さぁ、次は本日最後の山、指月山へ。