(すみのくらやま)
周南市
518.6m
H22.9.10
先日の赤子山登山が気持ちよくて、楽しくて・・。今日もお兄ちゃんを誘ってきてしまいました。今年はツキノワグマの発見件数が多く、毎日ラジオなどで警戒情報が流れているので、カウベルとお守りのカウンターを忘れずに・・ |
国道315号線を徳山から鹿野へ。杉ヶ峠トンネルを抜け、一の坂バス停のところで左折し、北西へ坂を登って下りると、民家がちらほら見え始めました。ここが莇地集落のようです。しばらくすると、道の右側にお地蔵様、そして左側に炭倉山の道標が見えました。この道標の前に車を置かせてもらい、登山開始。 |
駐車場から、田をはさんで立派な“炭倉山登山口”の看板が見えました。お地蔵様に登山の無事をお願いして、下の道におり登山口の猪よけ(?)を開けて登山道へ。入ってすぐの右手に大量のスキーストックが置いてあり、ちょっとびっくりしてしまいました。 このあたりには昔スキー場があったのかな??? |
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広い登山道はよく整備されており、終始木陰に守られてひんやりとしていました。 これにクモの巣がなければ・・母ちゃんはクモの巣をはらうのに忙しく、あまり写真が撮れませんでした。 |
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緩やかな登り道から少し勾配のある道を上がると、丸太作りのトイレ、中電の反射板が見えました。 「えっ、もう着いたの?」登山口から20分。しかし、ここは間違いなく炭倉山山頂でした。 |
山頂は広く草も翌刈り取られていて展望最高。真夏のような陽射しを遮るものがないのにもかかわらず、吹き渡る風が冷くて・・下界ではまだ当分感じられないだろう秋を感じて、二人しばらく風に吹かれていました。 | |
徳山湾を望む | 山頂北側の展望 |
山頂の冷たい風と展望に気持ちも晴れやかになり、次の山へ向けて下山開始。山頂肩まで下りてみると、行きには気づかなかった、“もう一つの下り道(登山道?)”の看板。これが、東コースの分岐になるようです。素朴な感じの山道が続いています。「俺はこっちの道の方が好きかな」 Yo tambien!! |
苔むした堀割道に滑りそうになりながら下りていると、ほのかに香るクヌギのにおい・・「クワガタのにおいがするね。」昔、家の縁側で何年も息づいていた飼育箱のにおい。忘れるはずもありません。 |
山道をおり、猪よけを抜けて車道へ出ると、左手に炭倉山の道標と車が見えました。
登山前は金色に埋め尽くされていた田は、コンパインによってその姿を変えていきます。その上を飛ぶたくさんのアキアカネ。そして、気がつけばズボンにびっしりついているホイト。「種の郵便屋さんだー。」車の前で必死で取りました。
季節はゆっくりと、そして確実に移り変わっているんですね。
(登り20分・下り30分)