万福寺山・莇地山

(まんぷくじやま・あどうぢやま)
周南市

510m・539.4m

H22.9.10



カシミール3Dで作成
ズボンにまとわりついたホイトには閉口したものの、展望と冷たい秋風の炭倉山登山に気をよくして、次の万福寺山・莇地山にトライ!
先ほどの道を戻り、今度は一ノ坂集落に下りていき、国道に出る手前の右側に車を停めさせてもらい、その先の国道沿いにある電柱“国道東(三)15、ホンゴウ53”を確かめ、その前の民家から谷に入っていきました。
中電の巡視路になっていることを、黄色の安全札で確かめ、谷から右側の尾根に取り付いてジグザクに登ります。
中電巡視路によく見られるプラスティック階段を上がると送電Aがありました。
先頭のお兄ちゃんは急登よりもクモの巣に難儀しています。クモの巣はらいの枝を選ぶポイントについて話しながら上がります。枝はすぐにクモの巣で一杯になり、余波が来るので油断なりません。
やがて、道の左側にレンガ造りの旧軍施設が現れました。笠戸島、大高神山でも見ましたが、こんな山奥まで軍備を運んでいたのでしょうか・・
 
高射砲台跡?万福寺山山頂
万福寺山山頂より北に5分ほど進むと、また鉄塔が現れました。ここで万福寺コースと分かれます。
莇地山へ向けて左折し木立の中を進みます。

登り尾峠
ここも炭倉山と同じように終始木立に囲まれ、トトロの道が続きます。クモの巣さえなければ・・

共同アンテナの先に莇地山山頂
三角点付近は展望が無かったので、さらに北東に進んでみましたが、カヤに阻まれた広場の展望は炭倉山に比べると、もうすこし・・
帰りは万福寺コースを下りてみました。
鉄塔のすぐ先のぽっかり開けた場所に二基の石祠が厳かに鎮座していらっしゃいました。
急な山道を下りていくと、民家の横に出て車道へ。これは、登り口としてはわかりにくそうです・・・・。
車道を南に下っていると、セブンイレブンが見え、右手には万福寺入口を示すと思われる石碑が見えました。 
尾根道を進む縦走路は快適で、熊にも出会わずほっとしました。
こうやって後何回一緒に登れるかな。楽しい気持ちと一抹の寂しさを感じながら車へ戻りました。
                                                

   10分          15分          5分           10分         10分          5分 
電柱 → 送電鉄塔A  →  万福寺山頂  →   送電鉄塔B  →    登り尾峠  →  莇地山山頂  →  広場 

        20分         15分   
 → 送電鉄塔B  →  民家  → 車 

                                      (登り50分・下り35分)