桂木山

(かつらぎさん)秋芳町・美東町

701.6m

H22.4.6


カシミール3Dで作成
絵堂で国道490号線と分かれ、県道32号線へ。宮の馬場で左折し、サファリランドを過ぎて次の交差点を右折県道239号線に入り、景清洞口を右手に見て直進すると、左手に景清洞コース登山口を示す道標、そしてそこから数分で鎧峠に着きます。鎧峠の看板には、景清洞コースは楽と書いてあるのですが、私の調べたところでは、景清洞コースもかなりの急登らしい・・事の真意を確かめるべく、景清洞コースから登り、鎧峠コースを下りてみることにしました。
景清洞コース登山口 鎧峠
鎧峠から少し戻って、道標からいったん下り、
杉山の集落と溜池堤の間を通って進むと堰堤がありました。
丸木橋は倒れた大木によって大破していましたが、
何とか北側の尾根に取り付くことができました。
北尾根を巻くように登ると、稜線に出ました。
町境を示す石標 急登が始まりました。
苔と樹木に覆われた巨岩 元々景清洞のキャンパー向けに作られた道
所々鎖柵や道標がありました。
巨岩を過ぎてまもなく東に延びる道がありました。羅漢山にもあったピンク色のテープに誘われ、しばらく
歩いてみました。歩くこと数分、ピンク色のテープはまだ続いていましたが、鎧峠との分岐に出たい
ので、これ以上進むことをあきらめ、引き返しました。
再び急登を登り詰める道へ。見上げるような勾配に足を前に出すのがやっとでした。


ちょっぴり寄り道をしたこともあり、入り口から53分。ようやく鎧峠コースとの合流点につきました。

526ピーク 北西に桂木山が垣間見える
保ヶ原右コースとの分岐 そのすぐ先にある迷いそうな道。
迷わないための目印??
早栗林道コースとの分岐 保ヶ原左コースとの分岐
526ピークからは、明るく、歩きやすく、軽いアップダウン?の稜線の道でしたが、
景清洞コースの登りでやられた足にはそのアップダウンが結構応えました。
保ヶ原左コースとの分岐からすぐの所にある鉄塔。いよいよ山頂が間近です。
中電の巡視路を示す道標。実はここも桂木山登山道のひとつになっているようです。
最後の登りと言い聞かせ、木々の先の光を目指します。


桂木山山頂

青海島の高山 如意岳 花尾山?
龍護峰 遠くに見えるのは荒滝山・日の岳? 南東に権現山・西方翩

山頂には先客があり、私が、地図とコンパスを見ながらあの山かなこの山かなと迷っているのを見かねて、山頂から見える山を教えてくださいました。その方は最近桂木山のメインルートとなっている白糸の滝新道コースから登ってこられたそうで、3月末の寒戻りによる雪で倒木が多く、難渋したと言われていました。
 普段山で人と話すことは無いのですが、今回は昼食を取りながら、山のことをいろいろ教えていただきました。「じゃあ、気をつけて」とその方は山頂西側の旧道コースを下りて行かれました。
いつかは、白糸の滝新道・旧道コースも行ってみたいな・・・

438ピーク  438からの下り


鎧峠コース入り口

438からの下りは下の看板に難コースと謳われていたように、転がるような坂が続いていました。
しかし、両方を行ってみて、軍配は引き分け。どちらも標高280mから標高700mまでの約500mアップになることにかわりはありません。しかも、行きだけでなく526ピーク・438ピークがあるために帰りも結局登りがある・・・
結論!桂木山は手強いぞ〜。
鎧峠まで下りて、滅多に車が来ないこととをいいことに、しばし、道路に座り込んで、春の爽やかな風に吹かれて、鳥たちのさえずりを聞いていました。静かな空間の中で、時を忘れます。
やっぱり山はいいなぁ。

                7分     15分   31分              7分        37分
   景清洞コース登山口 → 堰堤 → 尾根  →(寄り道)鎧峠との合流 → 526ピーク → 山頂
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                     登り 1時間40分 下り 1時間