平家ヶ岳

(へいけがたけ)錦町

1066.4m

H21.5.28


カシミール3Dで作成

城将山から国道187号線を南下し、出合交差点から錦町に向かい、新しいトンネルを過ぎて左折。木谷峡に入っていきます。昔、水ノ尾山に行った時通った道が橋の下に見えました。

 
橋の手前の吉川林業から水ノ尾山へ 鹿の骨が納められているという香椎神社
すごい落差で落ちている鹿落ちの滝
長野山への分岐。平家ヶ屋敷までは車で行けるようですが、この間の遠岳山で車のハプニングを起こした私は、車で未知の道を通ることに不安が・・。それに平家屋敷まで車で行ってしまうと残りは1.5km。あまりに味気ないような気がして、ここから歩くことにしました。でも、この分岐は駐車禁止になっていたので、少し先の広場に車を停めて登山スタート。
水の流れる音を聞きながら、強い陽射しを遮ってくれる木々の間を歩くのは、最初は楽しかった・・
農耕の跡かと思われる石組みを過ぎ、コンクリートの橋を渡って、川を左手に見る頃には登りも急になって来ました。登りはじめの小西の高度が約450m。平家屋敷跡が約820m。370mを少しずつ登っているのだけれど、舗装路の登りがこんなに足にくるとは・・。
車を置いて歩き始めて一時間足らず。やっと平家屋敷跡に着きました。源氏の追撃から逃れて、馬糞ヶ岳から長野山を越えここに住みついたとされる平家の落人伝説。一時は栄華を極めた人々の山奥での生活に想いをはせる・・・。
平家屋敷跡手前から北東に延びる林道へ入ります。入り口には、山頂まであと1.5kmの看板があり、駐車スペースも十分にありました。林道は道幅は広いけれど、山側が崩れているところも・・。入り口より15分。山への登山口を見つけました。
尾根道はササが茂っていましたが、舗装路よりはいいかも・・・。登山を始めて5kmの道のり。二つ目の山と言うこともあり、なかなか足が思うように上がりません。

山への入り口より15分。ついに山頂到着。
山頂からの展望は素晴らしかったです。しかし、天気予報通り、少しずつ風が強まり雲がかかり始めています。
以前水ノ尾山に登った時は、平家ヶ岳まで縦走できるのではと思っていましたが、今回平家ヶ岳に登って、それは不可能か、あるいはとても困難だと言うことが分かりました。
山頂から北東に延びる道。西峰に通じているようです。足を引きずるようにしてササを漕ぎ進むこと10分。ここと思われた場所で写真を撮ったのですが、もう少し先だったようで・・・。残念
   
尾根の下りは急だったので、もつれる足で何度も転びそうになりながら下りました。
もう一度、平家屋敷跡に戻り橋の下で美味しい水にパワーをもらい、背中を押されるように坂道を下りました。
車まで戻ると、ホット安心。こんなきれいな滝があるのだから・・・とちょっぴり汗を流させていただき、更に元気なることができました。木谷峡入り口まで戻ると、やはり雨が降り出し、無事に下山できたことを改めて感謝。

                   33分         24分            15分     15分
          長野山との分岐 → 橋(川を左に)  →  平家屋敷跡 →  山入り口→山頂

          登り1時間30分 、下り 53分

わたしんちアウトドアレポート