わたしんちアウトドアレポート
(てんがたけ)
岩国市(旧由宇町)
390.1m
H20.10.26
カシミール3Dで作成
毎日通勤路から見る険しい山です。標高はそれほど高くないのですが、南斜面は斜度かきつく、寄せ付けない気高さを感じます。裏からはいる車道は整備されているようですが、ここはあえて南斜面を攻めてみます。
横道集落の西端に車を停め、由西学校の北側から山道に入ります。
大規模林道横10:50 | 公社造林看板 | 荒れた山道を進む |
集落左の耕作地を北西に抜け、山道を進んでいると、いきなり道が無くなりました。ガイドにあった公社の看板が発見できず、何度か同じ道を行きつ戻りつして何とか看板を発見しました。今から行く横道ルートは、ほとんどゆく人のないルートになっており、荒廃が目立っていました。
西側の尾根を登り始めましたが、踏み跡はほとんど無く、獣道をたどりながら進みます。正規のルートをいつの間にか外して、西にトラバースしながら、一つ西側の尾根を登り始めました。
山道が消えつ現れつしながら、サルトリイバラが行く手を阻みます。手強い山道は、300mの標高差に2時間を要しました。久しぶりのヤブ漕ぎに楽しさを感じながら、何とか山頂へ続く登山ルートに改めて取り付くことができました。
足王社の屋根を右に見ながら、山頂を目指します。四等三角点を持つ山頂は、小雨の中静かにたたずんでいました。
足王社に参拝し、しばらくそこで足を休めて下山しました。車道を歩き下って、中電由宇無線中継所の曲がり角で右折し、改めて山道に入ります。明瞭な道だとありましたが、集落へ下りる左折路を見失ってしばらく迷いました。
人が歩かなくなった山道は、なかなか手強いです。道は人が作り、人が繋いでいくものだと改めて感じました。両足に心地よい疲れを感じながら車へ戻りました。
今日も、よいお酒を相棒と酌み交わせそうです。