(ふかたにやま)阿武郡阿東町徳佐
646m
H18.10.15(SUN)
山口県OBSが始まって17年、なぜか未踏の稜線だった深谷山へ、初めてYSSKのメンバーが踏み入りました。深谷の東ピークは、以前ロッククライミングのコースで使っていましたが、最近は深谷山腹にクライミングエリアが充実し、ここ数年踏み入ることもありませんでした。
このルートが確立すると、福谷池林道からロックサイトを経由し、一度も道路に降りることなく十種ヶ峰山頂を目指すことができます。
ルート取り付き | ロックピーク稜線 | 深谷ピークを望む | ロックピーク手前 |
9:50分。福谷林道からルートへの取り付きを探します。以前の取り付きはブッシュで覆われて、少し進んだところから北に入りました。稜線に出るとブッシュが少なくなり、少し歩きやすくなります。ロックサイトピーク手前は依然と同じ岩場でした。そこを右巻きに乗り越えて、懐かしいロックサイトピークに立ちます。驚くくらいピークはブッシュに覆われて、以前の面影はありません。少し休んで北向きに稜線を進みました。
徳佐を望む | 十種ヶ峰を望む | 深谷山へ至る稜線 | 深谷山へ至る稜線 |
徳佐の景色に気をとられて、ルートを東に一つ外してしまいました。改めて稜線をとって、深谷山を目指します。以外に歩きやすい稜線で、取り付きから2時間で、深谷山の2等三角点をとることができました。
昼食をとって、再び稜線を十種ヶ峰目指して歩き出します。歩きやすい稜線が現れたり、法師山を彷彿させるような藪こぎを強いられたり、思った以上に面白いルートです。
大ブッシュ | 十種ヶ峰を望む | メンバー | ブッシュ |
深谷山出発から1時間30分、鍛冶ヶ原からの登山ルートに出ることができました。ここまでが未踏査ルートです。参加したメンバーはお互いの健闘を喜び合いました。
鍛冶ヶ原ルートに合流してからは、十種ヶ峰林道をとって稜線から山頂を目指します。いつも歩いている稜線ですが、いつも手強い稜線です。喘ぎながら山頂を踏みました。
おくちゃん | トミー | てっしー | にこちゃん |
山頂到着16:00 PARAさん |
これからは、このルートを基本に、深谷ロックピークから現ロックサイトまでの新ルート開拓を考えています。石さんがラッペル降下に燃えています。講習会での新たな挑戦が期待されます。
ルート開拓の醍醐味を十分味わって、このルートに名前を付けました。日付を記念に「ルート10.15」です。