長野山

(ながのやま)

1015.3m

H15.10.28


カシミール3Dで作成

1週間前、馬糞ヶ岳で縦走路をこの目で見てから歩いてみたいという好奇心?に駆られて馬糞ヶ岳登頂から1週間後来てしまいました長野山。でも、縦走できるかな・・

鹿野市街地から10分ほど、右手に貞森口のバス停・左手に五万堂渓谷への入り口
秋というには冷たすぎる風を感じながら、きれいに化粧をした木々の間を縫っていくこと数分。林道の終点に付きました。途中何カ所か別の林道が分岐していてそれがどこに通じているのか、地図にはない道にまた興味を惹かれます。
 林道の入り口は、美しい山の風景と対比的にゴミが散乱していて、山に対して申し訳ない気持ちになるのでした。
渓谷とはいっても、むしろ林道の木々の色を楽しみながら滝の分岐へ 一の滝 二の滝 三の滝

     

赤滝への分岐を過ぎ、いよいよ問題の横木の階段。琴石山から三ヶ岳への縦走の時もあったなと思ったけれど、高低差とその距離の長さが全然違った。正直言って、えらかったー。行きは天まで続いているかと思うほ長く、帰りは地獄まで堕ちていきそうな感じがしました。林道の景色を見る余裕がありませんでした。

喘ぐこと30分やっと尾根にでました。 南へ延びる馬糞ヶ岳への道 北に延びる長野山への道


長野山山頂

馬糞ヶ岳 千石岳方面 莇ヶ岳・弟見山方面
   

この長野山は、子どもたちが小さい頃、大嵐の中をキャンプに来た思い出の場所です。山頂の遊歩道を歩きながら、こんな風景だったのかと改めて思ったりして・・。同じように色づく秋を楽しみに来られた方に、ドウダンツツジの鮮やかな場所を教えていただきました。鮮やかな赤と透き通る青空・・・やっぱり山登りはやめられません。

−馬糞ヶ岳への縦走路−

いよいよ馬糞ヶ岳への縦走路へチャレンジ・・しかしこの縦走路がまた手応え十分。
横木の階段で足が上がらなくなっていた私は、そびえ立つような急登と滑り落ちるような
下りの連続に帰りへの不安が募るばかりです。
尾根の馬糞ヶ岳への分岐点を過ぎてすぐみつけた縦走路の脇に沿って走る林道。地図にはないこの道は一体どこから始まって、どこまで続いているのか・・・
馬糞ヶ岳手前の高木屋への道。 秘密尾からの登山道との分岐点 山頂の高木屋への道。荒れている


馬糞ヶ岳山頂

長野山−馬糞ヶ岳は、笹藪こぎを覚悟していたのですが、笹はきれいに刈り取られており、とても歩きやすい縦走路になっていました。しかし、ジェットコースターのような上り下りに、最後は本当に足が上がらなくなあってしまった。もう一度登ろうとは当分思えない道でしたが、登り終えた後の何とも言えない爽快感。冷たい風が汗だくになった体を吹き抜けていく感じがたまりません。次はどこに行こうかな・・。

3.6km 3.5km 2.1km 2.2km 計11.4km

タイムテーブル:

林道終点 三の滝 主尾根 長野山山頂 主尾根 馬糞ヶ岳 主尾根 林道終点
15分 30分 25分 20分 60分 45分 30分 3時間45分