虎ヶ岳

（とらがたけ）
４１４ｍ
H14.9.17

カシミール３Dで作成

　島田川沿いに、ふと見つけた登山道案内。地元で一番高い山と聞けば、やはり一度はいっておきたい虎が岳。
これが標高は低いのですが、眺望は申し分ないし、稜線の道も歩きやすく、しかも平成１４年の初登頂以来、次々に新登山ルートが発覚して登れば登るほど、味わいのある山です。

�@周防旭ルート

周防の森ロッジ付近と三井に見られる登山道案内。	右の看板から少し入った民家の脇にある周防旭ルート登山道口の看板

川沿いから稜線までは、一気に高度を稼ぎ、急な登りが続きます。中国電力の電線を、木立の合間に見上げながら、上り詰めていきます。

程良く汗をかいた頃、熊毛方面との登り口（渓月院）へと通じる道との分岐に出ました。最初にこの山に登ったとき、看板左手の虎が岳への登り口を見落として、この渓月院方面へ２０分ほど下りてしまいました。道は登りならきついだろうと思われるつづら折りの急な下り道で、人があまり通らないのか、蜘蛛の巣だらけで、顔が蜘蛛の巣パックでぱりぱりになったのを思い出します。

稜線は、展望はなく、木立の中を、よく踏み固められた登山道を進んでいく感じです。 ９月には若干、下草がのびている所もありましたが、１０月にはそれもきれいに切りとられ、まことに歩きやすくなっていました。

木立の中を進むこと３０分あまり、定光寺ルートとの分岐に出ます。 ここからは、結構上り下りがあり、苦しいところです。

　　　　　　　　虎が岳山頂（４１４ｍ）

山頂から見る熊毛の町	三井方面	島田方面

　周防旭ルートは、結構尾根線が長く、少し単調な感じはしますが、頂上から眺める光市、熊毛、そして下松方面へと続く稜線は素晴らしい。この稜線は烏帽子岳（４１２ｍ）・茶臼山（３４８ｍ）へと続く縦走路となっているらしい。いつかは縦走してみたい。と次への期待がふくらみます。

�A定光寺ルート：　三井の定光寺から谷を一気に詰めるルート。頂上へのアプローチは周防旭に比べるとだいぶん短い。
　　　　　　　　　　１ｋｍ（３５分）

�B貴布祢ル−ト（貴布祢ルート−烏帽子岳−虎ヶ岳−妙見）

貴布祢登山口	茶臼山ー降松神社−縦走路との分岐	分岐を右（東へ）稜線はさほどアップダウンもなく	歩きやすかった
道が北向きに変わる頃妙見への降り口を発見	烏帽子岳と虎ヶ岳の分岐点

分岐を左へ烏帽子岳山頂（４１２．４ｍ）

西へ延びる降松神社への道。いつか行ってみたい	北は熊毛の町が	そして東に虎ヶ岳

虎ヶ岳山頂。（４１４ｍ）
しばらくご無沙汰しているうちに、立派な標識とベンチが作られていました。

妙見コルの標識から下る。道は多少荒れ加減で滝はよく分かりませんでした。