ハイロープコース


 森の中にあるハイロープコースのギアボックスです。この中に、常時12人分のギアが入っています。ギアのチェックはその場のインストラクターが行います。ギアボックスの中には救急セットも入っていて、ケガをしたときにも対応ができるようになっています。そのグループのイントラが、責任を持って管理、設営、チェック、撤収を行います。

日記から

 ボストンのハイスクールの学校行事に今年からこのHIOBSが組み込まれているそうで、先生も引率という形でありながら、コースには子供たちと一緒に参加して、このハイロープコースもコースの中では一人の生徒として参加していた。初めての現地でのハイロープコースの視察についても感じるところは山ほどあったが、この先生に、「子供たちがとても良い子供たちですねぇ。」と話しかけたところ、なんのてらいもなく、「そうだろう。とても優しくて、教養の高い子供たちなんだ。」と、本当に嬉しそうに自信を持って答えた先生に感動した。先生がこんな気持ちで子供たちに接していれば、子供たちが先生を信頼するのも当然だ。教職としてのプロ意識をここで見たような気がした。
 ハイロープコースは、10人の班がじっくり1日かけて行った。
 時間にせかされるようでもなく、のんびりと、でも、いつもみんなが参加して。「グッド ジョブ」「ナイスジョブ」「ヴェリーナイスジョブ」午後からは、イントラからの指示やこえかけはほとんどなく、子供たちからお互いに声を掛け合っていけるようになったことはすごいと思った。このコースのディレクターのレスリーが、「ほら、もう子供たちはハイロープコースのエキスパートよ。」と言った。感動した。

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